八尾[町](読み)やつお

  • 八尾

百科事典マイペディアの解説

富山県南部,婦負(ねい)の旧町。飛騨高地大半を占め,井田川が富山平野に出る谷口に主集落八尾があり高山本線が通じる。手すき和紙を特産し,米,野菜を産する。工業団地が造成され,企業が進出している。〈越中おわら節〉の本場で,9月初めを〈風の盆〉といい,町内総出で踊る。2005年4月上新川郡大沢野町,大山町,婦負郡婦中町,山田村,細入村と富山市へ編入。236.86km2。2万2463人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

富山県南部,婦負(ねい)郡の町。人口2万2313(1995)。神通川の支流井田川の上流域,飛驒高地北縁の山地が富山平野に接するところにある。中心集落の八尾は井田川の河岸段丘上にある谷口集落であったが,1636年(寛永13)真宗聞名(もんみよう)寺の門前町として町立てされた。毎月2・5・8の日に九斎市が立ち,婦負地方の中心であった。富山売薬の包装に用いられた八尾和紙の製造も売薬の普及とともに盛んになった。

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