内分(読み)ナイブン

デジタル大辞泉 「内分」の意味・読み・例文・類語

ない‐ぶん【内分】

[名](スル)
1 表沙汰にしないでおくこと。内聞。「事件を内分にする」
2 線分上に点をとり、その線分をある比に分けること。「線分ABを内分する点C」⇔外分。
[類語]こっそり・忍びやか・そっと・秘密・内内うちうち・内内ないない・内輪・内部・内密・内幕・内裏うちうら・内緒・内証・内聞・内情・内実・隠密おんみつ・極秘ごくひ・厳秘げんぴ・丸秘まるひ・機密・枢密すうみつ・天機・機事・密事・秘事・暗部・隠し事・秘め事・密みそか事・内緒ないしょ事・秘中の秘・密みそか・密ひそか・秘めやか

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精選版 日本国語大辞典 「内分」の意味・読み・例文・類語

ない‐ぶん【内分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① うちわけ。
  3. ② 外部に知らせない内々の物事。また、表沙汰にしないでおくこと。内々。ないしょ。うちわ。
    1. [初出の実例]「コリャ是、内分で宜しとも悪しとも、評定と申ものでござる」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)口明)
  4. ③ ( ━する ) 数学で、一つの線分を、その上の任意の一点で二つの線分にわけること。例えば点Pが線分 AB 上にあるとき、点Pは線分 AB を PA:PB に内分するという。⇔外分。
  5. ④ ( ━する ) 本家の知行の内を末家にわけ、本家はその全高の名義を称すること。
    1. [初出の実例]「宗家の祿高を内分し」(出典:公議所日誌‐五・明治二年(1869)四月)

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改訂新版 世界大百科事典 「内分」の意味・わかりやすい解説

内分 (ないぶん)
internal division

線分ABがあるとき,この線分ののっている直線上に点Cをとって二つの線分AC,CBを作ることを,Cが線分AB上にあれば線分ABをCで内分するといい(図1),Cが線分ABの延長上にあれば線分ABをCで外分external divisionするという(図2)。このときAC:CB=m:nならば,Cは線分ABをm:nに内分,または外分する点と呼ばれる。A,Bの位置ベクトルがa,bならば,線分ABをm:nに内分,または外分する点の位置ベクトルは,である。
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百科事典マイペディア 「内分」の意味・わかりやすい解説

内分【ないぶん】

線分AB上AとBの間に点PをとったときAP:PB=m:nならば,PはABをm:nの比に内分するという。→外分

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世界大百科事典(旧版)内の内分の言及

【分知】より

…分知には2種類あり,その一つは上級領主に公認されて正式に大名,旗本,藩士に取り立てられ,所領の宛行状を交付される場合と,上級領主に公認されながらも宛行状を交付されない場合とがある。通常前者が狭義の分知で,後者を内分(うちわけ)と称する。両者の差は,前者は完全独立の分家であり,内分は本家に対して半独立の状態で,願,届などは本家を通じてなされた。…

※「内分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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