デジタル大辞泉 「切っ掛け」の意味・読み・例文・類語 きっ‐かけ【切っ掛け】 1 物事を始める手がかり。糸口。また、原因や動機。「事態打開の切っ掛けをつかむ」「ふとした切っ掛けで知り合う」2 歌舞伎などの舞台で、俳優の出入り、音楽・照明の変化などの進行上の合図となる動作やせりふ。「下座げざに切っ掛けを渡す」3 符号。しるし。「けいこ本の所々へ〇まるいものや△うろこや、色々な―をして」〈滑・浮世床・初〉4 気勢。心意気。「男の―を外すまじきとて」〈甲陽軍鑑・一六〉[類語]契機・機・縁・原因・もと・種たね・起こり・因いん・因由・素因・真因・要因・一因・導因・誘因・理由・事由じゆう・訳わけ・近因・遠因・せい・起因する・因よる・基づく・発する・根差す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例