精勤(読み)セイキン

デジタル大辞泉 「精勤」の意味・読み・例文・類語

せい‐きん【精勤】

[名](スル)仕事学業などにまじめに励むこと。「業務精勤する」「精勤手当」
[類語]踏ん張る奮闘奮発奮起勉励粉骨砕身張り切るやり抜く粘る勤勉努力精励奮励励行刻苦勉励刻苦勉励精進恪勤かっきん頑張る努める励むいそしむ精出す精を出す精が出る打ち込む注ぎ込む熱を入れる力を入れる馬力を掛ける

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精選版 日本国語大辞典 「精勤」の意味・読み・例文・類語

せい‐きん【精勤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 休んだり、怠けたりしないで、仕事や学業によく励むこと。まじめに勤務して努力すること。また、そのさま。精励。
    1. [初出の実例]「運日連蜺之士、精勤新日」(出典経国集(827)二〇・大日奉首名対策文)
    2. 「何某事、数年の精勤にて、我人一廉御褒美可仰付と存居候処」(出典:葉隠(1716頃)一)
    3. [その他の文献]〔魏志‐辛毗伝〕
  3. しょうごん(精勤)

しょう‐ごんシャウ‥【精勤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょう」「ごん」はそれぞれ「精」「勤」の呉音 ) 仏語勤行(ごんぎょう)にはげむこと。仏道修行にいそしむこと。
    1. [初出の実例]「精勤(シャウコン)(〈注〉ネンコロニツトメ)して、わが法を護持助宣し」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四)

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普及版 字通 「精勤」の読み・字形・画数・意味

【精勤】せいきん

熱心につとめる。〔後漢書、馮勤伝〕事に在りてに親せらる。引するに、輒(すなは)ちみて、左右に謂ひて曰く、佳(よ)き乎(かな)やと。

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