千種[町](読み)ちくさ

百科事典マイペディア 「千種[町]」の意味・わかりやすい解説

千種[町]【ちくさ】

兵庫県西部,宍粟(しそう)郡の旧町。千種川上流の山地を占め,スギヒノキなどの資源に富み,林業が盛ん。シイタケも産する。江戸幕府直轄の製鉄所跡があり,明治以前は千種砂鉄の産で知られた。氷ノ山後山那岐山国定公園に属する三室(みむろ)山麓三室高原はキャンプの適地。2005年4月宍粟郡山崎町,一宮町,波賀町と合併し市制宍粟市となる。104.57km2。4158人(2003)。

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