デジタル大辞泉
「吊るし」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つるし【吊・釣】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「つるす(吊)」の連用形の名詞化 )
- ① つるすこと。ぶらさげること。
- ② 柿や大根などをつるして干したもの。特に、つるし柿。
- [初出の実例]「柿〈略〉つる柿(し)」(出典:俳諧・鼻紙袋(1677)九月)
- ③ =つるしぜめ(吊責)
- [初出の実例]「右体に仕候而も相陳候得ば、伺之上拷問仕候、拷問は後ろ手に縛り釣しに懸申候」(出典:法曹後鑑‐牢問致方之事(1773)(古事類苑・法律六〇))
- ④ 店先につるして売られている古着、または既製服。つるしんぼう。くびつり。
- [初出の実例]「こういう仕組みで作る既製服だから、そんじょそこらのツルシとはわけが違うことを」(出典:流行うらがえ史(1965)〈うらべまこと〉一三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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