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在地 ザイチ

デジタル大辞泉の解説

ざい‐ち【在地】

住んでいる土地。「在地の地主」
田舎の土地在所在郷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ざいち【在地】

現地または現地を担う人々の意。平安時代前期から広く文書・記録史料などに登場し,中世にかけて広範に用いられた言葉である。〈地に在る〉という表現のしかたからもうかがわれるように,京・国衙こくが)など中央や官の世界を表現する言葉に対し,地方・現地・民間の意味あいを含む語として用いられた。したがって,在地という言葉でとらえられる世界は,制度的に与えられた郡・公郷・荘園などを示すこともあるが,むしろその枠をとりはらった地方底辺の世界そのものを実態的に指すことが多い。

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大辞林 第三版の解説

ざいち【在地】

住んでいる土地。
いなかの土地。在郷。在所。 「是は-の土民等/保元

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世界大百科事典内の在地の言及

【地】より

…前者の用例が地色,地の文などの地に通じ,後者の地が囲碁の地に当たるのであろう。また〈在地〉〈下地〉などの地は,土地の上に生ずる〈作毛〉とそれによる得分とは区別された,土地そのものを指す語であり,土地の売買などの移動に当たって,平安後期には〈在地〉の人の確認を得ることがとくに必要とされた。地主や地子・地利などの語も,この〈地〉に結びついており,京に対する田舎の意の〈地下〉の地も同様である。…

※「在地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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