コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

多良岳 たらだけ

7件 の用語解説(多良岳の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多良岳
たらだけ

佐賀県長崎県の県境にあり,白山火山帯に含まれる円錐火山。頂上は佐賀県太良町に属する。火口爆裂のため臼状をなし,火口壁は最高峰経ヶ岳(1076m),多良岳(983m)などの峰に分かれる

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

多良岳

佐賀と長崎の県境に位置する標高996メートルの山。中腹にある金泉寺は、9世紀に弘法大師が開いたと伝えられ、登山道は真言宗の修行僧の修験場だったとされる。四季折々の山野草が楽しめることから九州各地や関西から多くの登山客が訪れる。山頂近くまで車で行け、標高も低いことから初心者には人気の山だが、ベテランの登山者は「登山道は険しく、上級者向けの山でもある」と口をそろえる。

(2010-08-30 朝日新聞 朝刊 佐賀全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

たら‐だけ【多良岳】

長崎・佐賀両県にまたがる火山群の主峰。標高996メートルで山頂付近に多良岳神社や金泉寺がある。最高峰の経ヶ岳は1076メートル。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

多良岳【たらだけ】

佐賀・長崎県境にある成層火山。経ヶ岳(1076m),五家原(ごかばる)岳(1057m),烏帽子(えぼし)岳などの外輪山に囲まれた中央火口丘で,標高996m。下部は玄武岩,中層は凝灰岩,上層は安山岩を主とする。
→関連項目小長井[町]高来[町]太良[町]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

たらだけ【多良岳】

長崎・佐賀県境に位置する火山群。広大なすそ野は西は大村湾,東は有明海まで達しており,遠望すると一大成層火山の形態を示す。山体上部には東西6.5km,南北4kmにおよぶ凹地形があるが,これがカルデラであるか,単なる浸食地形であるかは不明。この凹地形の縁をなすように,遠目岳(849m),最高峰の経ヶ岳(1076m),多良岳(983m),五家原(ごかばる)岳(1058m)などの峰が連なる。山体主部はおもに角セン石安山岩質の火砕岩類と溶岩からなるが,山麓には基盤岩類とともに新期の玄武岩質溶岩が分布しており,有明海に面した竹崎はスコリア(岩屑)丘の形態をとどめている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本の地名がわかる事典の解説

〔佐賀県(長崎県)〕多良岳(たらだけ)


佐賀・長崎県境にある多良岳火山群の総称。狭義にはその外輪山東部の佐賀県側に位置する一峰(標高996m)をさす。火山群の最高峰は経ヶ(きょうが)岳(同1076m)。山体は開析が進み、西腹の黒木(くろき)渓谷などの奇勝がみられる。山頂部にはシャクナゲ・ツツジ群落が繁茂。多良岳山頂西の長崎県側にある金泉(きんせん)寺は多良岳権現(ごんげん)として名高い。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

多良岳
たらだけ

佐賀・長崎両県にまたがる多良火山群の主峰。標高996メートル。頂上は佐賀県藤津(ふじつ)郡太良(たら)町に属する。多良岳信仰や修験道(しゅげんどう)の霊場で知られた名山。多良火山は、東は有明(ありあけ)海、西は大村湾に臨む円錐(えんすい)形の死火山であるが、山頂付近には、多良岳、経(きょう)ヶ岳(1076メートル)、五家原(ごかわら)岳(1057メートル)の三つの主峰がある。8世紀の『肥前国風土記(ひぜんのくにふどき)』にみえる塩田(しおた)川水源の「託羅(たら)の峰」は、多良岳北西方に続く多良火山地をさす。多良岳の凝灰角礫岩(かくれきがん)などの裾野(すその)は鹿島(かしま)市や太良町の佐賀県側有明海岸に広がり、放射谷のみごとな発達をみる。この裾野は国営多良岳パイロット事業で脚光を浴び、谷と谷との間の山林・原野などはミカン園などに急速に開発された。裾野末端の有明海岸に長崎本線や国道207号が通ずる。輝石安山岩類などの多良岳中腹奥地はスギ、ヒノキなどの林業地をなし、多良岳横断林道もできた。佐賀・長崎両県とも多良火山地一帯を多良岳県立自然公園に指定している。多良岳山頂付近は多良岳神社や金泉(きんせん)寺などがある霊場で登山者が多く、また山腹にはススキの風配(かざはや)高原や、長崎県側の轟ノ滝(とどろきのたき)などの景勝地がある。東方裾野の太良町大浦(おおうら)で1962年(昭和37)7月、山崩(やまくず)れの大災害を経験した。多良岳民謡「岳(たけ)の新太郎(しんたろう)(ザンザ節)」などが知られる。[川崎 茂]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の多良岳の言及

【小長井[町]】より

…人口6797(1995)。多良岳の南東斜面に位置し,南東は有明海に臨む。農業が主産業で,1960年代以降ミカン栽培,乳牛,肉牛の飼養,養豚などが導入され農業の基幹をなしている。…

※「多良岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

多良岳の関連キーワード皇海山スメル山脊振山高千穂峰火山群佐賀空港テンゲル山地リム火山久住[町]川副〈町〉

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

多良岳の関連情報