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大法寺 たいほうじ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大法寺
たいほうじ

長野県青木村にある天台宗の寺。寺伝では大宝1 (701) 年の創立といわれる。正慶2 (1333) 年建立の三重塔は洗練された姿で美しく,初重の組物を二手先 (ふたてさき) にして柱間を広くとっているのは,奈良の興福寺三重塔と同じ手法であり,国宝。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大法寺
だいほうじ

長野県小県(ちいさがた)郡青木村当郷(とうごう)にある天台宗の寺。一乗山観音院(かんのんいん)と号する。本尊は十一面観音。寺伝によれば、大宝(たいほう)年間(701~704)藤原鎌足(かまたり)の子定恵(じょうえ)が創立、大宝寺と称し、806年(大同1)坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の祈願によって初代天台座主義真(ざすぎしん)が再興したという。1697年(元禄10)応源の代に大法寺と改められた。国宝の三重塔はあまりの美しさに思わず振り返るとして「見返りの塔」とよばれるもので、「正慶(しょうけい)二年(1333) 大工殿天王寺四郎某殿、小番匠七人」の墨書銘がある。観音堂に安置される本尊木造十一面観音像、脇侍普賢菩薩(きょうじふげんぼさつ)像はいずれも平安末期の作とみられ、本尊を安置する厨子(ずし)・須弥壇(しゅみだん)とともに国の重要文化財に指定されている。[中山清田]

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