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島後 どうご

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

島後
どうご

島根県北東部隠岐諸島中最大の島。西部の島前に対する。隠岐の島町西郷地区,五箇地区,都万地区,布施地区からなる。片麻岩花崗岩を貫いて噴出した安山岩玄武岩流紋岩などからなり,東部の大満寺山溶岩円頂丘鐘状火山),西部台地の大半はメサ,南西の油井ノ池はマール。海岸地形の景勝地が多く大山隠岐国立公園に属し,海域は浄土ヶ浦海域公園地区代海域公園地区に指定されている。七類,境港(鳥取県)から定期船の便があり,南端の隠岐空港と出雲空港(島根県),大阪国際空港(兵庫県,大阪府)を結ぶ空路がある。面積 241.6km2。人口 1万7799(2003)。

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デジタル大辞泉の解説

どう‐ご〔ダウ‐〕【島後】

島根県北東部、日本海上にある隠岐(おき)諸島中最大の島。島根半島の北方約70キロメートルに位置し、ほぼ円形の島で面積242平方キロメートル。沖合漁業の根拠地。浄土ヶ浦白島(しらしま)海岸などの景勝地が多い。島後水道を経て島前(どうぜん)に対する。大山(だいせん)隠岐国立公園に属する。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔島根県〕島後(どうご)


島根県北部、隠岐(おき)諸島東部に位置する島。面積241.6km2で同諸島中最大。島前(どうぜん)に対する。付属の小島嶼群を含め隠岐の島町を構成する。主峰の大満寺(だいまんじ)山(標高608m)を中心とする古い火山島。海食崖(かいしょくがい)に縁取られた溶岩台地が卓越する。浄土ヶ浦(じょうどがうら)などの景勝海岸や後醍醐(ごだいご)天皇ゆかりの史跡、「牛突き」の民俗行事が名高い。釣りなどのマリンレジャーも盛ん。海岸線の大部分と山地の一部が大山(だいせん)隠岐国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

島後
どうご

島根県北部、隠岐(おき)諸島東部にある諸島中最大の島。面積242.97平方キロメートル。隠岐の島町に属する。大満寺(だいまんじ)山(608メートル)を中心とする山地は起伏が大きく、片麻(へんま)岩類や第三紀層下部、安山岩類、アルカリ流紋岩類・玄武岩類の3種の火山体が重なりあっている。更新世(洪積世)の地殻変動で日本海に地塁として残ったものである。海岸部にそそり立つ岩壁は日本海の風波に侵食されて多彩な景観をつくり、全島が大山(だいせん)隠岐国立公園域にある。人口1万6099(2009)。[飯田 光]

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世界大百科事典内の島後の言及

【隠岐】より

…島根県北東部,日本海に浮かぶ諸島。ほぼ円形の島後(どうご)と南西の知夫里(ちぶり)島,中ノ島,西ノ島(この3島を島前(どうぜん)という)の4島のほか,約180の小島からなる。かつて島後は周吉(すき),穏地(おち)の2郡,島前は知夫,海士(あま)の2郡に分かれていたが,1969年4郡を合併して全域を隠岐郡と改称した。…

【島根[県]】より

…山間部には小盆地が発達し,とくに出雲地方の山間部には近世の砂鉄採取地が,盆地,段丘上に特有の地形を残す。隠岐諸島は日本最古の岩石ともいわれる隠岐片麻岩を基盤とする島後(どうご)と,焼火(たくひ)山を中央火口丘とし,西ノ島,中ノ島,知夫里(ちぶり)島に囲まれた内海をカルデラ火口原とする島前(どうぜん)からなる。島前,島後ともに海食崖がとくに島の北西側に発達している。…

※「島後」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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