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 かい hēdonē; pleasure

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


かい
hēdonē; pleasure

不快とともに人間の根本的感情の一つ。この感情が事実的考察の対象とされるときは心理学上の問題とされ,人生の価値,目的に関連するときは倫理学上の問題となる。いずれにしろ,その感情の持続を望む状態をいい,これに積極的価値を認める説を,快楽主義と呼ぶ。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

かい〔クワイ〕【快】

[名]気持ちがよいこと。「をむさぼる」「、不快の感情」
[接頭]漢語名詞に付いて、こころよい、胸のすくような、などの意を表す。「男児」「記録」

かい【快】[漢字項目]

[音]カイ(クヮイ)(漢) ケ(呉) [訓]こころよい
学習漢字]5年
気持ちがよい。胸のすくような感じ。「快活快感快勝快晴快楽(かいらく)快楽(けらく)欣快(きんかい)豪快爽快(そうかい)痛快不快明快愉快
病気がよくなる。「快復快方快癒全快
はやい。「快走快足快速
すばらしい。「快漢・快記録・快男児
[名のり]はや・やす・よし

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大辞林 第三版の解説

かい【快】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
気持ちがよい・こと(さま)。 「 -をむさぼる」 「 -なるかな」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


かい

不快とともに感情においてもっとも基本的な傾向をなすものと考えられ、その起源は古代ギリシアにまでさかのぼることができる。アリストテレスは、感情の基本を快―苦痛に置き、人間の本性に従う活動はつねに快を伴うとした。その後長い間、快と対立するものは苦痛と考えられていたが、19世紀末に心理学を実験科学として確立したドイツの心理学者ブントは、感情の三方向説を唱え、感情要素を快―不快、興奮―沈静、緊張―弛緩(しかん)の三次元とし、あらゆる感情は、これら感情要素のうえに位置づけることができると主張した。それ以来、快と不快とが対立するものと考えられるようになった。また、興奮―沈静と緊張―弛緩との二次元は、感情要素とは認めがたいとする心理学者も現れたことから、快―不快をもっとも基本的な感情とする所説が支持されて今日に至っている。
 人間には不快を避けて、快を求めようとする傾向がある。精神分析学ではこれを快感原則ということで説明しようとしているが、われわれの日常生活において多くの行動に快―不快という基本感情が随伴し、快の場合にはその行動を持続させる傾向があるのは心理学的事実である。
 また、記憶における想起で、過去の不快な体験は比較的忘却されがちであり、快の体験のほうがより多く想起されることが明らかにされている。戦場では不快な体験が多いはずだが、後年の回想では、わずかばかりの快体験が過大に思い出されて、懐旧の情に駆られるという例はこれを説明している。[花沢成一]

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