日置[町](読み)へき

百科事典マイペディア 「日置[町]」の意味・わかりやすい解説

日置[町]【へき】

山口県北西部,日本海に面する大津郡の旧町。中世日置荘の地。中心集落の古市(ふるいち)は赤間関(あかまがせき)街道宿駅,市場町として栄えた。山陰本線が通じる。古くから良質の大津米の産地として発展し,スイカ・メロン・イチゴなども栽培。海岸部は北長門海岸国定公園に属し,深川(ふかわ)湾側の黄波戸(きわど)は漁村。2005年3月大津郡三隅町,油谷町と長門市へ編入。44.81km2。4606人(2003)。

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