デジタル大辞泉 「樹」の意味・読み・例文・類語 じゅ【樹】[漢字項目] [音]ジュ(呉) [訓]き たてる たつ[学習漢字]6年1 木。立ち木。「樹脂・樹木/果樹・植樹・大樹・風樹・緑樹・老樹・街路樹」2 たてる。「樹立」[名のり]いつき・しげ・たつき・な・みき・むら[難読]公孫樹いちょう・鴨脚樹いちょう・樸樹むくのき じゅ【樹】 立ち木。木。樹木。「青白き花開いて―に満つ」〈蘆花・自然と人生〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「樹」の意味・読み・例文・類語 じゅ【樹】 〘 名詞 〙 立ち木。樹木。き。[初出の実例]「一樹(ジュ)のかげにやどりあひ」(出典:高野本平家(13C前)一)[その他の文献]〔後漢書‐申屠蟠伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「樹」の読み・字形・画数・意味 樹常用漢字 16画 [字音] ジュ[字訓] き・うえる・たてる[説文解字] [字形] 形声声符は(じゅ)。〔説文〕六上に「木の生植するものの名なり」(段注本)とあり、樹木をいう。籀文(ちゆうぶん)の字形は。卜文に鼓と耒耜(らいし)(すき)とに従う字があり、農耕のとき、鼓声を以て邪気を払い、その成熟を祈る儀礼があったようである。樹芸の意より、すべてものを樹立することをいう。[訓義]1. き、たちき、こだち。2. うえる、うえこむ。3. たてる。[古辞書の訓]〔和名抄〕樹 和名、古多万(こだま)〔名義抄〕樹 キ・タツ・ウヱキ・ウウ・カキ・コダチ[語系]樹・豎zjioは同声。zjio、襦njioは短衣の意であるから、樹・豎にも短小にして豎立する意があるのであろう。[熟語]樹衣▶・樹異▶・樹▶・樹陰▶・樹羽▶・樹影▶・樹怨▶・樹恩▶・樹下▶・樹介▶・樹海▶・樹間▶・樹幹▶・樹肌▶・樹基▶・樹旗▶・樹義▶・樹響▶・樹勲▶・樹芸▶・樹▶・樹隙▶・樹建▶・樹功▶・樹根▶・樹私▶・樹脂▶・樹▶・樹実▶・樹杪▶・樹梢▶・樹色▶・樹植▶・樹心▶・樹身▶・樹神▶・樹人▶・樹声▶・樹旌▶・樹石▶・樹善▶・樹塞▶・樹端▶・樹置▶・樹畜▶・樹頂▶・樹▶・樹頭▶・樹党▶・樹徳▶・樹旆▶・樹皮▶・樹碑▶・樹表▶・樹膚▶・樹兵▶・樹末▶・樹名▶・樹揚▶・樹養▶・樹立▶・樹林▶[下接語]一樹・雲樹・映樹・翳樹・炎樹・苑樹・烟樹・煙樹・花樹・果樹・華樹・嘉樹・槐樹・寒樹・撼樹・巌樹・樹・巨樹・拱樹・玉樹・瓊樹・孤樹・枯樹・好樹・荒樹・郊樹・雑樹・祠樹・社樹・植樹・神樹・崇樹・夕樹・疎樹・双樹・村樹・大樹・黛樹・竹樹・庭樹・柏樹・伐樹・抜樹・表樹・扶樹・風樹・碧樹・芳樹・封樹・密樹・茂樹・野樹・幽樹・楊樹・瑶樹・緑樹・嶺樹・老樹 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報