水を掛ける(読み)ミズヲカケル

デジタル大辞泉 「水を掛ける」の意味・読み・例文・類語

みず・ける

活発な動きに邪魔だてをしてだめにする。「議論に―・ける」
[類語]邪魔妨害阻害そがい掣肘せいちゅう干渉横槍よこやり障害支障障壁さわ邪魔だて水を差す足を引っ張る挫く弱める砕く削ぐ圧伏圧殺抑える妨げる遮る立ち塞がるせきとめる制止捕まえる握る挟む押しとどめるストップを掛ける封殺諫止阻む食い止める立ちはだかる遮断妨害阻止ブレーキが掛かる腰を折る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水を掛ける」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 を 掛(か)ける

勝負などを一時あずかりとする。水入りとする。
黄表紙・玉磨青砥銭(1790)「せうぶがつかずは、水をかけて引わけにするがいい」
感興をさます。興奮をしずめる。
野分(1907)〈夏目漱石〉二「もう少し切り込みたいと云ふ矢先へ持って来て、ざああと水(ミヅ)を懸(カ)けるのが中野君の例である」

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