水を掛ける(読み)ミズヲカケル

デジタル大辞泉 「水を掛ける」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水を掛ける」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 を 掛(か)ける

  1. 勝負などを一時あずかりとする。水入りとする。
    1. [初出の実例]「せうぶがつかずは、水をかけて引わけにするがいい」(出典:黄表紙・玉磨青砥銭(1790))
  2. 感興をさます。興奮をしずめる。
    1. [初出の実例]「もう少し切り込みたいと云ふ矢先へ持って来て、ざああと水(ミヅ)を懸(カ)けるのが中野君の例である」(出典野分(1907)〈夏目漱石〉二)

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