デジタル大辞泉 「食止める」の意味・読み・例文・類語 くい‐と・める〔くひ‐〕【食(い)止める】 [動マ下一][文]くひと・む[マ下二]物事がそれ以上進まないように防ぎ止める。「延焼を―・める」「侵入を―・める」[類語]防ぐ・防止・支える・受け止める・遮さえぎる・妨げる・抑える・立ち塞がる・せきとめる・阻む・立ちはだかる・制止・遮断・妨害・阻止・押しとどめる・ストップを掛ける・掣肘せいちゅう・封殺・諫止・挫く・弱める・砕く・邪魔・妨害・阻害そがい・干渉・横槍よこやり・障害・支障・障壁・障さわり・邪魔だて・水を差す・水をかける・足を引っ張る・削ぐ・圧伏・圧殺・捕まえる・握る・挟む・ブレーキが掛かる・腰を折る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「食止める」の意味・読み・例文・類語 くい‐と・めるくひ‥【食止・食留】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]くひと・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① 相手に食いついてその邪魔をする。[初出の実例]「タビタビ cuitomenandaniyotte(クイトメナンダニヨッテ)」(出典:天草本伊曾保(1593)老いた犬の事)② 物事の進行を途中で防ぎとめる。さえぎりとめる。くいとどめる。[初出の実例]「是をのがさじとをしつめ、のく敵をくひとめらるる」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品二四)「危うく倒れる所を、前に立つ文明の民の背中で漸く喰(ク)ひ留(ト)める」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例