甘木[市](読み)あまぎ

百科事典マイペディア 「甘木[市]」の意味・わかりやすい解説

甘木[市]【あまぎ】

福岡県中部の旧市。1954年市制。南西部は筑紫(つくし)平野の水田地帯で,他は山地。甘木鉄道,西鉄甘木線,大分自動車道が通じる。中心市街は宿場町市場町として甘木千軒と呼ばれるほど繁栄,戦時中は南隣に太刀洗(たちあらい)飛行場をもつ軍都でもあった。大手のビール,タイヤ工場などが立地し,さらに工業団地造成,企業誘致が進む。柿,クズ特産平塚川添遺跡秋月城跡がある。2006年3月,朝倉郡杷木町,朝倉町と合併し市制,朝倉市となる。167.19km2。4万3272人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android