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白毫寺 ビャクゴウジ

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デジタル大辞泉の解説

びゃくごう‐じ〔ビヤクガウ‐〕【白毫寺】

奈良市白毫寺町にある真言律宗の寺。山号は高円(たかまど)山。霊亀元年(715)天智天皇の皇子志貴親王の山荘を寺としたと伝える。開基は勤操(ごんそう)鎌倉時代に道照によって中国から一切経巻が伝えられたので、一切経寺ともいう。

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百科事典マイペディアの解説

白毫寺【びゃくごうじ】

奈良市,高円(たかまど)山中腹にある真言律宗の寺。天智天皇の皇子志貴親王の山荘を没後寺としたもので,勤操(ごんぞう)の開基と伝える。多宝塔本尊の文殊菩薩像(平安前期)のほか,本堂本尊の阿弥陀如来座像等鎌倉期の諸像がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白毫寺
びゃくごうじ

奈良市白毫寺町にある真言(しんごん)律宗に属する寺。山号は高円山(たかまどさん)。一切経寺(いっさいきょうじ)ともよばれる。本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。弘法大師(こうぼうだいし)の師勤操僧都(ごんそうそうず)が建立した石淵(岩淵)(いわぶち)寺の一院で、715年(霊亀1)天智(てんじ)天皇第7皇子志貴(しき)親王の山荘を寺としたという。鎌倉初期、興正菩薩(こうしょうぼさつ)叡尊(えいぞん)が再興、その弟子道照(どうしょう)が中国より一切経を持ち帰り、庶民の菩提(ぼだい)を弔ったので庶民信仰も盛んであったという。現在も4月8日に一切経法要が営まれる。寛永(かんえい)年間(1624~44)空慶が再興、御朱印寺として江戸幕府より50石の禄(ろく)を受けた。現在、境内には本堂、御影(みえい)堂を残すのみである。宝物には本尊の木造阿弥陀如来坐像(ざぞう)をはじめ、木造の閻魔(えんま)王坐像、太山(たいさん)王(康円作)・司命(しめい)・司録(しろく)の閻魔一族の像、興正菩薩叡尊坐像、地蔵菩薩像、菩薩坐像(伝文殊(もんじゅ)菩薩像)など(以上すべて国重要文化財)がある。境内の樹齢400年の五色椿(ごしきつばき)は県天然記念物。[大鹿実秋]

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