素地(読み)ソジ

デジタル大辞泉 「素地」の意味・読み・例文・類語

そ‐じ〔‐ヂ〕【素地】

1 手を加えない、もともとの性質。きじ。したじ。
2 何かをするときの基礎。土台。「素地があるのでのみこみが早い」
[類語]下地・基本・大本おおもと・基礎・根本こんぽん・根幹・中心・基軸・基調・基底・根底・基もとい・土台・初歩・いろは・ABC・基盤・基幹・基部・大根

そ‐ち【素地】

⇒そじ(素地)

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精選版 日本国語大辞典 「素地」の意味・読み・例文・類語

そ‐じ‥ヂ【素地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「そち」とも )
  2. ① 何も手を加えてない、初めのままの状態。きじ。したじ。
    1. [初出の実例]「それが彼の素地であるかも知れないものを其処に見た気がして、意外に思った」(出典:一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉五)
    2. [その他の文献]〔論語集注‐八佾〕
  3. ② 物事の基礎。土台。
    1. [初出の実例]「商工業の非常なる膨張に依って恐慌の素地は作られて居たのである」(出典:投機市場論(1926)〈北崎進〉一)

そ‐ち【素地】

  1. 〘 名詞 〙 ⇒そじ(素地)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「素地」の意味・わかりやすい解説

素地
きじ
ground material

造形作品,特に工芸品の加飾する前の素材をいう。作品を作る前の用材をいう場合もある。漆器では板物,挽物 (ひきもの) ,曲物 (まげもの) などの木材を多く用い,ほかに金属,陶器,合成樹脂,紙,皮なども素地として使われる。陶磁器ではまだ釉 (うわぐすり) をかけていない状態のものをいう。

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食器・調理器具がわかる辞典 「素地」の解説

きじ【素地/生地】

陶磁器の製作において、それぞれの工程を施す前の状態のもの。粘土などを成形し焼成する前の状態や、素焼きの後釉薬を施す前の状態などをいう。また、漆器の製作において、木材などを成形した漆を塗る前の状態ものもいう。

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普及版 字通 「素地」の読み・字形・画数・意味

【素地】そじ

きじ。

字通「素」の項目を見る。

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世界大百科事典(旧版)内の素地の言及

【土器】より

…粘土を水とともにこねて均質に仕上げた材料(素地(きじ),坏土(はいど))を,その可塑性を利用して造形し,よく乾燥させてから焼き上げた器。微小な孔やすき間がたくさんあいた多孔質であるため吸水性があり,中に水をいれるとにじみ出る。…

※「素地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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