同腹(読み)どうふく

精選版 日本国語大辞典 「同腹」の意味・読み・例文・類語

どう‐ふく【同腹】

〘名〙 (「どうぶく」とも)
① 同じ母の腹から生まれたこと。また、その人。同産
今昔(1120頃か)二七「此の男の同腹の弟只一人有(あり)けるが」 〔趙林‐双竹詩〕
② 心を同じくすること。心を合わせること。同じ考え。また、その人。同心同腹中
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)二「天が下を志す汝が望も、某と同腹(ドウブク)同性

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デジタル大辞泉 「同腹」の意味・読み・例文・類語

どう‐ふく【同腹】

同じ母から生まれたこと。また、その人。⇔異腹
心を同じくすること。また、その人。同心。
「此者島田と―にて主家を不義に陥れしめ」〈染崎延房・近世紀聞〉
[類語](1同母/(2仲間同輩朋輩ほうばい同僚同志同人メート同士常連一味一派徒党味方翰林盟友相手友達友人ペンフレンドペンパル朋友友垣酒徒茶飲み友達ルームメート畏友知友知音親友心友仲良し良友悪友戦友校友同窓生学友同級生級友クラスメート同窓同期同期生同期の桜社友僚友寮友政友詩友亡友

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普及版 字通 「同腹」の読み・字形・画数・意味

【同腹】どうふく

同産。

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