デジタル大辞泉 「著」の意味・読み・例文・類語
ちょ【著】[漢字項目]
[学習漢字]6年
〈チョ〉1 書きつける。書物にあらわす。「著作・著者・著述・著書・著録/共著・編著」
2 あらわした書物。「遺著・旧著・高著・新著・拙著・大著・名著」
3 目立つ。いちじるしい。「著効・著聞・著名/顕著」
〈チャク〉つく。つける。「著心・著到」[補説]「着」はもと「著」の俗字であるが、
を「著」、
を「着」と使い分けるようになった。[名のり]あき・あきら・つぎ・つぐ
〈チョ〉
〈チャク〉つく。つける。「著心・著到」
を「著」、
を「着」と使い分けるようになった。

(者)(しや)。
は
(と)・書の字の従うところで、
は呪符としての書を埋めて、邪霊の侵入を防ぐ
垣、その呪符の文を書という。その書によって、呪的な力をそこに附著させるので、「著(つ)く」の意となる。その呪力が著明であることから顕著の意となり、著作の意となる。着と同字であるが、その慣用を異にするので、いま着(ちやく)と項目を別にして扱う。〔説文〕には未収。〔広雅、釈詁四〕に「
らかなり」、〔玉
〕に草の名とする。著作の字に
を用いることがあるが、それは匙
(しちよ)の字。秦・漢の碑銘に
の字がみえている。
(ちよ)と通じ、門
の間、にわ。
キル・ツク・ハク・アラハス・シルス・クル・ワタイル 〔字鏡集〕
ケガル・アラハス・アキラカナリ・ツラヌク・アツマル・シルシオケリ・ノブ・ツクル・シルス・クルフ・キル・トドマル・ハシ・ハク・キタル・ハウ・ツク・ワタイル
tia、
・
(都)taは声義近く、
をめぐらしたところは
。その
中には呪符としての書を著けて、呪力を附著する。その呪力の著明であることをまた著という。
(章)・
(彰)tjiangにもまた彰明の意がある。
▶・著
▶・著筆▶・著粉▶・著鞭▶・著目▶・著落▶・著力▶・著安▶・著位▶・著見▶・著稿▶・著作▶・著式▶・著述▶・著書▶・著称▶・著姓▶・著積▶・著績▶・著節▶・著説▶・著
▶・著然▶・著定▶・著白▶・著聞▶・著密▶・著名▶・著明▶・著令▶・著録▶・著論▶
著・編著・名著・明著・論著出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...