赤城[温泉](読み)あかぎ

世界大百科事典(旧版)内の赤城[温泉]の言及

【赤城山】より

…5万年ほど前に小カルデラが形成され,4万年前,溶岩円頂丘が形成される前に鹿沼土と呼ばれ盆栽に広く用いられる鹿沼降下軽石が小カルデラから噴出した。1万年前の小沼をつくった爆裂活動以後,目立った活動はないが12世紀に噴火したという記録が《吾妻鏡》に〈上野国赤城岳焼〉として記されている。小カルデラから流出する火口瀬粕川,深山(みやま)川をはじめ,荒砥川,白川,深沢川などの放射谷が山体を深く浸食している。…

※「赤城[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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