デジタル大辞泉 「間引く」の意味・読み・例文・類語 ま‐び・く【間引く】 [動カ五(四)]1 野菜などを十分に生育させるために、間を隔てて抜いて、まばらにする。うろぬく。「ダイコンを―・く」2 口べらしのため、嬰児えいじを殺す。3 本来あるべきものを省く。「電車を―・いて運転する」[可能]まびける[類語]略す・略する・省略・省く・略・前略・中略・後略・上略・下略・割愛・省筆・はしょる・約する 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「間引く」の意味・読み・例文・類語 ま‐び・く【間引】 〘 他動詞 カ行五(四) 〙① 野菜などを十分に生育させるために、生長の途中で、何割かを抜き取る。うろぬく。おろぬく。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 子どもが多くて、養育できないときなどに、親が生まれたばかりの子を殺す。[初出の実例]「間殺(まビク)子は鳥の巣守りの徒むす子」(出典:俳諧・千代見草(1692))③ 一般に、間をあける。間隔をおく。[初出の実例]「かかもあまりにくたびれて、〈略〉ときどきはまびかしゃれ」(出典:咄本・正直咄大鑑(1687)黒) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例