デジタル大辞泉 「心苦しい」の意味・読み・例文・類語
こころ‐ぐるし・い【心苦しい】
1 心に痛みを感じるさま。つらく切ない。「彼の苦労を思うと私も―・い」
2 申し訳なく思うさま。気がとがめる。「こんなに親切にしていただいては―・い」
3 他を気遣うさま。気の毒だ。また、気がかりである。心配だ。
「いみじうあはれに―・しう、見捨てがたきことなどを」〈枕・一二四〉
[類語](1)面目無い・名折れ・面汚し・赤恥・羞恥・生き恥・死に恥・恥さらし・恥ずかしい・極まり悪い・
平安時代の散文では肉親間に多く用いられ、類義語「いとほし」が恋愛の対象について多く用いられているのと対照的である。「いとほし」は人が見たら気の毒に思うさま、すなわち他者を主とした他人への思いやりを表わし、「こころぐるし」は自分から見て気の毒に思うさま、すなわち自己を主とした他人への思いやりを表わすものと考えられる。
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...