デジタル大辞泉
「過分」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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か‐ぶんクヮ‥【過分】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物事が限度や標準を越えていること。
- ① ( ━する ) 身分にふさわしい程度以上の態度、ふるまいをすること。また、そのさま。
- [初出の実例]「将門が謬て過分の望を負て」(出典:将門記(940頃か))
- [その他の文献]〔晉書‐王敦伝〕
- ② 物の量が限度や標準を越えていること。十分すぎること。また、そのさま。
- [初出の実例]「霖雨過分なりとて、天下の諸人あざみいとふばかりなりけり」(出典:名語記(1275)六)
- ③ 身分にふさわしい程度以上の扱いを受けること。身にあまって、ありがたいこと。身分不相応で、もったいないこと。また、そのさま。⇔応分。
- [初出の実例]「依二両方之顕要一、預二十ケ之職掌一、不肖之質過分可レ恐」(出典:兵範記‐仁安二年(1167)七月二九日)
- 「商人どもかかるにぎはひに乗じて、過分(クヮブン)の福(さいはひ)を得んと」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)四)
- ④ ( 主に同輩や目下の人に対して、感動詞のように用いて ) ありがとう、ご苦労さま、おせわさまなどの意味を表わす。
- [初出の実例]「いかにや此町にみのやの彦右衛門といふ人やあるとたづねければ、此二町下(しも)なりと申。ひきゃく過分(クハブン)なりとてはしり行」(出典:咄本・百物語(1659)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「過分」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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