デジタル大辞泉 「過分」の意味・読み・例文・類語
か‐ぶん〔クワ‐〕【過分】
1 分に過ぎた扱いを受けること。また、そのさま。多く、謙遜しながら感謝を表す場合に用いる。「
2 態度や振る舞いが、分際をわきまえないこと。また、そのさま。身分不相応。「
「父子ともに―の振る舞ひすると見しに合はせて」〈平家・二〉
3 程度や限度を超えていること。また、そのさま。
「やせ衰へたる牛などを安々と買ひとって…―に売り」〈虎明狂・牛博労〉
[類語](1)恐縮・有り難い・謝る・謝する・わび・わび言・平謝り・陳謝・謝罪・多謝・わびる・かたじけない・うれしい・もったいない・おそれ多い・幸甚・