青筋を立てる(読み)アオスジヲタテル

デジタル大辞泉 「青筋を立てる」の意味・読み・例文・類語

青筋あおすじ・てる

顔面静脈が浮き出るほど、ひどく怒ったり、興奮したりする。
[類語]むかむかむくれるおこいか憤る八つ当たりいじけるひねくれるすねるひがむねじけるねじくれるふくれる気色けしきばむむかつくむかっとむっとむしゃくしゃむらむらくしゃくしゃ不快不愉快不機嫌不興憮然仏頂面虫の居所が悪い風向きが悪い胸糞が悪い気を悪くするつむじを曲げるはらわたが煮え返るへそを曲げる怒り狂う腹立つ腹が立つ小腹が立つ腹を立てる怒り心頭に発するしゃく小癪こしゃくしゃくに障る癇癪かんしゃく冠を曲げる堪忍袋の緒が切れる向かっぱらやけっぱら業腹業を煮やす逆上憤懣ふんまんわなわな虫唾むしずが走る反吐へどが出る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青筋を立てる」の意味・読み・例文・類語

あおすじ【青筋】 を=立(た)てる[=張(は)る]

顔に静脈を浮き出させる。はげしく怒ったり、興奮したりしているさまをいう。
※滑稽本・風来六部集(1780)放屁論「青筋(アヲスヂ)をはってのいひぶん」

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