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僻む ヒガム

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デジタル大辞泉の解説

ひが・む【×僻む】

[動マ五(四)]
物事を素直に受け取らないで、曲げて考える。自分が不利なようにゆがめて考える。「じゃま者扱いされたと―・む」
ゆがんだ考え方をする。考え方がまちがっている。
「取りはづして落窪といひたらむ、何か―・みたらむ」〈落窪・四〉
物の見方がかたよっている。偏屈な考え方をする。
「―・める心はさらにさも思はで」〈・須磨〉
正常な状態ではなくなる。もうろくする。
「母君の、あやしくなほ―・める人にて、世の常のありさまにもあらず」〈・若菜下〉
[動マ下二]事実に相違させる。ゆがめる。
「聞こし召し―・めたることなどや侍らむ」〈・若紫〉

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大辞林 第三版の解説

ひがむ【僻む】

( 動五[四] )
物事を素直に受け取らず、自分が不当に扱われていると解釈する。
心がひねくれる。 「のけ者にされたと思って-・む」 「女の性しようは皆-・めり/徒然 107
まちがっている。 「物言へば、-・みたり、とかしがましう言へば/落窪 4
もうろくする。 「母君もさこそ-・み給へれど、現心うつしごころ出でくる時は/源氏 若菜下」 → ねる(補説欄)
( 動下二 )
ことさらに事実とちがわせる。ゆがめる。 「聞し召し-・めたる事などや侍らむ/源氏 若紫

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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