デジタル大辞泉 「彼奴」の意味・読み・例文・類語
あ‐いつ【▽彼▽奴】
1 三人称の人代名詞。第三者を
2 遠称の指示代名詞。遠くのもの、または話し手・聞き手がすでに知っているものをさして、ややぞんざいに言う語。あれ。「
[類語]そいつ・彼・彼氏・彼女・
きゃつ【▽彼▽奴】
[類語]彼・彼氏・彼女・
か‐やつ【▽彼▽奴】
「―が方の者ども(=敵方ノ兵)いと多く死にけるは」〈大鏡・道隆〉
[類語]彼・彼氏・彼女・
院政・鎌倉期に生じた代名詞で、近世でも引き続き使用された。平安時代からある「彼奴(かやつ)」のつづまったものといわれ、「きゃつら」「きゃつばら」の複合形も生じた。
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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