デジタル大辞泉
「今日」の意味・読み・例文・類語
きょう〔けふ〕【今‐日】
1 今過ごしている、この日。本日。こんにち。「選挙は今日行われる」
2 その日と同じ日付や曜日の日。「来年の今日会いましょう」
[類語]本日・当日
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こん‐にち【今日】
- 〘 名詞 〙
- ① 話し手が今、身を置いている、その日。きょう。本日。
- [初出の実例]「今日良酔レ徳、誰言湛露恩」(出典:懐風藻(751)春日〈巨勢多益須〉)
- 「今日(コンニチ)はまだ山の手へのさねへきゃアなりません」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)二)
- [その他の文献]〔書経‐君奭〕
- ② 近頃。この頃。今の時代。現今。
- [初出の実例]「倒絶兮悽二今日一、涙潺湲兮想二昔時一」(出典:凌雲集(814)伏枕吟〈桑原公宮〉)
- 「今日(コンニチ)の形勢を見ても分明(わかる)が」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)
- ③ ( 「今日ある」の形で用いて ) 好ましい現在の状態。
- [初出の実例]「然し僕の今日(コンニチ)あるも━といふと、偉過るが、〈略〉全く叔父さんと叔母さんのお蔭です」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉兄)
きょうけふ【今日】
- 〘 名詞 〙 話し手が、今身を置いている、その日。また、別の年・月の同じ日付けの日もいう。本日。こんにち。
- [初出の実例]「庭雀 踞集(うずすま)りゐて 祁布(ケフ)もかも 酒漬(さかみづ)くらし」(出典:古事記(712)下・歌謡)
- 「三島野に霞たなびきしかすがにきのふも家布(ケフ)も雪は降りつつ」(出典:万葉集(8C後)一八・四〇七九)
こん‐ち【今日】
- 〘 名詞 〙 「こんにち(今日)」の変化した語。江戸、東京の下町ことば。
- [初出の実例]「まだ証拠がありますけれども、マア今日(コンチ)は申しません」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「今日」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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