デジタル大辞泉
「洪積層」の意味・読み・例文・類語
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こうせき‐そう【洪積層】
- 〘 名詞 〙 洪積世(更新世)に堆積した地層。更新統。洪積統。
- [初出の実例]「秩父郡大宮町より西南凡二十町、洪積層地を踏み」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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こうせきそう
洪積層
Diluvium
氾濫を意味するラテン語のDiluviumからG.A.Mantell(1822)・W.Buckland(1823)が命名。洪積統とも。ノアの洪水の産物として,ヨーロッパにおける氷河時代の堆積物一般に用いられ,更新統と同義と解された。日本でも,洪積統とその時代を意味する洪積世が用いられることがあるが,地質年代名としては国際地質学会連合(IUGS)で規定されたPleistoceneの訳語の更新世を用いるのが正しい。
執筆者:熊井 久雄・小林 国夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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洪積層
diluvialという語は17世紀にすでにノアの洪水(the Deluge of Noah)に使用されていた.18世紀になって,洪水によって堆積したと信じられる粘土,礫,砂の堆積物にdiluviumが用いられた[Lyell : 1835].最後にPleistoceneの堆積物として分類され,英国ではdiluviumという語は使われなくなった.ロシアでは山の麓の傾斜地で未固結の堆積物にdiluviumが使用されている[Tomkeieff : 1983].一般的にはヨーロッパ大陸のPleistoceneの氷河時代の堆積物に対して用いられ,alluviumと区別される[Robert, et al. : 1983].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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