スチレン スチレン styrene
- 化学辞典 第2版
- C8H8(104.15).スチロール,フェニルエテンともいう.不飽和炭化水素の側鎖をもつ芳香族の一つ.石炭および石油系炭化水素の熱分解生成物中に少量存…
アルキルベンゼンスルホンさん‐えん【アルキルベンゼンスルホン酸塩】
- デジタル大辞泉
- 《alkylbenzene sulfonate》アルキルベンゼンを発煙硫酸でスルホン化して作る、陰イオン界面活性剤の一。合成洗剤の主成分で、硬水や酸に対しても安…
タウンゼンド Townsend, Sir John Sealy Edward
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1868.6.7. アイルランド,ゴールウェー[没]1957.2.16. オックスフォードイギリスの物理学者。ダブリン大学に学び,キャベンディッシュ研究所で J…
ブンゼンバーナ Bunsen burner
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ブンゼン灯ともいう。ガス燃焼装置。 1855年ドイツの化学者 R.ブンゼンが発明した実験用燃焼器具。都市ガス,プロパンガスを燃やして炎をつくり,高…
クロロフェノール くろろふぇのーる chlorophenol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フェノールの一つ。フェノールのベンゼン環に結合している水素1個を塩素で置換したもの。置換位置により3種の異性体がある。o(オルト)体は無色液体、…
シュトロマイヤー しゅとろまいやー Friedrich Stromeyer (1776―1835)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの化学者。ゲッティンゲンに生まれ、同地の大学を卒業後、パリのボークランのもとで分析化学を学び、生涯を鉱物の分析に捧(ささ)げた。1802年…
アンブレットムスク あんぶれっとむすく ambrette musk
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1・3・5‐トリニトロベンゼンおよび1・3・ジニトロベンゼン誘導体のなかには特有の香気を有し、その香気がムスク(ジャコウジカのじゃ香)、シベット…
ゴルトシュミット(Hans Goldschmidt) ごるとしゅみっと Hans Goldschmidt (1861―1923)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの化学工業家。ベルリンに生まれる。ハイデルベルク大学でブンゼンに化学を学んだのち、1881年エッセンで父の経営する化学工場に入り、テルミ…
コルベ
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ウェーラーに学び,マールブルク大学でブンゼンの助手を務め,1851年同大学教授,1865年ライプチヒ大学教授。有機化合物の構造…
膨潤【ぼうじゅん】
- 百科事典マイペディア
- 弾性のあるゲルが溶媒を吸収して体積が増加する現象。ゼラチンを水に入れたり,ゴムをベンゼンに浸したときなどに見られる。一般に熱の発生を伴い,…
カラメル caramel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 焦糖ともいう。グルコースやショ糖などを約 200℃に加熱して得られる黒褐色の物質。わずかに苦味があり,水や希エチルアルコールに易溶。アセトン,エ…
ポリエチレン‐グリコール(polyethylene glycol)
- デジタル大辞泉
- エチレングリコールが脱水縮合した高分子化合物。水溶性で、メタノールやベンゼンにも溶ける。分子量は200~2万程度。無毒とされ、界面活性剤・潤滑…
アセトフェノン acetophenone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フェニルメチルケトンともいう。化学式 C6H5COCH3 。ベンゼンと塩化アセチルから合成される。芳香をもつ無色の物質。融点 20℃,沸点 202℃。水にわず…
アレキザンダー・クラム ブラウン Alexander Crum Brown
- 20世紀西洋人名事典
- 1838.3.26 - 1922.10.28 英国の化学者。 元・エジンバラ大学教授。 エジンバラ生まれ。 エジンバラ大学、マーブルク大学などで学び、エジンバラ大…
さん‐ぜん【産前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 出産を控えた時期。臨月(りんげつ)の頃。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「コトサラ サンゴ、sanjen(サンゼン) ノ ミギリニワ ミ…
ヘキシルレゾルシン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] hexylresorcinol から ) 回虫・十二指腸虫駆除薬。無色の針状結晶。副作用が強い。分子式 C12H18O2 正称1、3‐ジオキシ‐4‐ヘ…
ホットアトム hot atom
- 改訂新版 世界大百科事典
- 反跳原子ともいう。核反応や放射線エネルギーの吸収過程で生成する原子で,反跳による運動エネルギーの獲得や異常な電子状態などのため系の平衡熱エ…
さん‐ぜん【×燦然/×粲然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]きらきらと光り輝くさま。また、はっきりしているさま。鮮やかなさま。「―と輝く星」「―たる宝冠」[類語]燦・赫赫・…
ピペリン piperine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C17H19NO3 。融点 130℃の結晶。コショウに含まれる辛み成分の一つ。初め味がないが,あと味がきつい。水,石油エーテルにほとんど不溶,エチ…
ペリレン perylene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C20H12 。無色ないし黄色の結晶で融点 273~274℃。縮合環式芳香族炭化水素の一つ。クロロホルム,ベンゼン,アセトンなど多くの有機溶媒に可…
ハリス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Townsend Harris タウンゼンド━ ) アメリカの外交官。安政三年(一八五六)初代駐日総領事として来日、下田に着任。同五年日米修好通商条約を結び…
(ジクロロヨード)ベンゼン ジクロロヨードベンゼン (dichloroiode)benzene
- 化学辞典 第2版
- C6H5ICl2(274.90).ヨードベンゼンジクロリド(indobenzene dichloride),フェニルヨウ素(Ⅲ)ジクロリド(phenyliodine(Ⅲ) dichloride)ともいう.低温で…
ワラッハ ワラッハ Wallach, Otto
- 化学辞典 第2版
- ドイツの有機化学者.ゲッチンゲン大学でF. Wöhler(ウェーラー)について,のちベルリン大学で化学を学んだ.1870年ボン大学でF.A. Kekulé(ケクレ)の…
ヒドロキノン ひどろきのん hydroquinone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二価フェノールの一つ。ハイドロキノン、キノールともよばれる。ヒドロキノンの名は、キノンに水素(2原子)がついた組成をもつことを意味している。…
アゾベンゼン(azobenzene)
- デジタル大辞泉
- 二つのベンゼン環がアゾ基で結合した芳香族アゾ化合物。シス型、トランス型の異性体がある。シス型は一般的に不安定。トランス型は橙色の結晶で、エ…
タウンゼンド たうんぜんど John Rowe Townsend (1922―2014)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの児童文学評論家・作家。イングランド北部のリーズに生まれ、ケンブリッジ大学エマニュエル・カレッジに学び、新聞記者生活を経て児童文学…
カテコール
- 百科事典マイペディア
- 1,2−ジヒドロキシベンゼンのことで,ピロカテキン,ブレンツカテキンとも。無色の結晶。融点105℃,沸点245℃。水,エタノールなどに可溶。写真現像液…
南極探検 なんきょくたんけん Antarctic expeditions
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 18世紀後半から行なわれた南極における一連の探検。古代ギリシアの時代にすでに南極の存在は想像されていたが,ジェームズ・クック(イギリス)が初…
芳香族化合物 (ほうこうぞくかごうぶつ) aromatic compound
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベンゼン環,またはベンゼン環が2個以上縮合した環をもつ化合物をいう。ベンゼン,ナフタレンのように炭素と水素のみからできている芳香族炭化水素と…
リーバーマン
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ブンゼン,バイヤーに学ぶ。1873年シャルロッテンブルク工科大学教授。1879年ベルリン大学教授。1868年グレーベとともにアリザ…
変性アルコール へんせいアルコール denatured alcohol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 工業用アルコールで,飲食用に転用されることを防止するために変性剤を入れたエタノール。変性剤としては,分離が困難で飲料用には不適な臭気,味を…
パラ パラ para
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】二置換ベンゼンの置換基が1位と4位にある場合に用いる接頭語.[別用語参照]オルト【Ⅱ】酸素酸の区別に用いられた接頭語.例:パラ過ヨウ素酸.…
ラクチド ラクチド lactide
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】同一種類のヒドロキシカルボン酸2分子以上が,分子間でエステル化して環構造になった化合物の総称.ヒドロキシ酸に慣用名がある場合は,その英…
門前[町]【もんぜん】
- 百科事典マイペディア
- 石川県能登半島北西部にある鳳珠(ほうす)郡の旧町。中心の門前は総持寺の門前町として発達。本山は1898年焼失後横浜市に移り,当地は祖院となった。…
ばーんぜん【バーンゼン,J.】
- 改訂新版 世界大百科事典
キノリン quinoline
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベンゼン環とピリジン環とが縮合した構造をもつ複素環芳香族化合物。縮合の位置が異なる異性体をイソキノリンという。キノリンは不快な臭気のある無…
農耕起源神話 のうこうきげんしんわ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 農作物となる植物がどのようにして生じ,栽培されるようになったかを説明した神話。民族学者 A.E.イェンゼンによれば,農耕起源神話には2つの主要な…
レゾルシン resorcin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H4(OH)2 。1,3-ジヒドロキシベンゼンに相当する。融点 109~111℃の針状晶。水,アルコール,エーテルなどによく溶ける。亜鉛の検出試薬と…
ゴムのり ゴムノリ rubber cement, rubber dough
- 化学辞典 第2版
- 未加硫のゴムを溶媒に溶かしたのりをいう.溶媒としては,ベンゼン,トルエン,キシレン,エチルメチルケトン,アセトンなどが使われる.タイヤの修…
フェノール(データノート) ふぇのーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フェノール(ヒドロキシベンゼン) 分子式 C6H6O 分子量 94.1 融点 40.95℃ 沸点 181.75℃ 比重 1.0449(測定温度50℃) 屈折率 (n)1…
ベンゾジアゼピン(benzodiazepine)
- デジタル大辞泉
- ベンゼン環とジアゼピン環が縮合した構造を中心とする物質。GAGAAギャバエー受容体(イオンチャンネル型のGABA受容体)と結合して、中枢神経系の機能…
さんぜんり【三千里】
- デジタル大辞泉
- 河東碧梧桐の随筆。明治39年(1906)から明治44年(1911)にかけて、中断を挟みながら2度の全国行脚の旅に出た筆者が、旅の雑感をまとめた紀行文。当…
ワーラッハ Wallach, Otto
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1847.3.27. ケーニヒスベルク[没]1931.2.26. ゲッティンゲンドイツの有機化学者。ゲッティンゲン大学で F.ウェーラーのもとに学び,1869年学位取…
トリフェニルメチルクロリド トリフェニルメチルクロリド triphenylmethyl chloride
- 化学辞典 第2版
- C19H15Cl(278.78).トリチルクロリド(trityl chloride)ともいう.トリフェニルタノールをベンゼン中,過剰の塩化アセチルと加熱すると得られる.融点…
無水トリメリト酸 ムスイトリメリトサン trimellitic anhydride
- 化学辞典 第2版
- C9H4O5(192.13).トリメリト酸無水物,無水トリメリット酸ともいう.ベンゼン核に3個のカルボキシル基が1,2,4の位置についたものをトリメリト酸とい…
しゅん‐ぜん【春前】
- デジタル大辞泉
- 春のはじめ。春さき。
じゅん‐ぜん【純然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]1 まじりけのないさま。「純然たる在来種」2 まさしくそれに相違ないさま。「純然たる違法行為」[類語]純粋・純正…
C. タウンゼント
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1675年4月18日イギリスの政治家,農業経営専門家1738年没
環式化合物 (かんしきかごうぶつ) cyclic compound
- 改訂新版 世界大百科事典
- 環状の骨格をもつ化合物の総称。環式化合物は,環をつくる原子がすべて炭素である炭素環式化合物と,炭素以外の原子を含む複素環式化合物に分類され…
芳香族化 ほうこうぞくか aromatization
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 各種炭化水素から芳香族炭化水素を生成する反応で、アロマティゼーションともいう。以下に述べるように、石油化学工業でいう芳香族化と基礎的な有機…