血痕反応 (けっこんはんのう) examination of the blood stains
- 改訂新版 世界大百科事典
- おもに犯罪に関連して,その現場,凶器(成傷器),衣類などに血液の斑痕(血痕)らしいものが付いていたり付いていることが疑われる場合に,それを…
晶析 (しょうせき) crystallization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 晶出ともいう。通常は液相から固相が単結晶として析出する現象をいうが,広義には,凝集物の析出現象や気相からの固相の析出(逆昇華)も,その機構…
ドップラー効果 どっぷらーこうか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 警笛を鳴らしながら列車が線路のわきに立つ観測者の前を走り過ぎると、そのとたんに警笛の音が低くなったように聞こえる。振動数ν0の音波を放つ音源…
こむぎ【小麦】
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 〈米よりもビタミンB群、カルシウムが豊富〉 小麦(こむぎ)はイネ科の越年草で、主食とする国がもっとも多いため、生産量は食用作…
すてろいどがいようざいのつかいかたとふくさよう【ステロイド外用剤の使い方と副作用】
- 家庭医学館
- ●薬効によるランキング ステロイド外用剤(副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン剤(ざい))は、1950年代に登場して以来、その優れた抗炎症作用で…
空気 くうき air 英語 air フランス語 Luft ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球を包む大気の下層部分を構成している無色透明な気体をいう。大気は地上約1000キロメートルまで存在するといわれ、その最下部の対流圏(地上から…
合金 ごうきん alloy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある金属に、他の金属元素、あるいは炭素、ホウ素などの非金属元素を添加して、溶かし合わせたものを合金とよび、添加する元素のことを合金元素、ま…
黒雲母 くろうんも biotite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雲母の一種。普通鱗片(りんぺん)状結晶であるが、しばしば板状あるいは短柱状の結晶を示す鉱物。断面はほぼ六角形を示す。多型polytype(層状の構造…
ケン(鹼)化 (けんか) saponification
- 改訂新版 世界大百科事典
- エステルをアルカリ溶液とともに加熱すると,加水分解されて脂肪酸の金属塩とアルコールを生ずる反応。たとえば脂肪酸エステルである油脂は,水酸化…
マンゴー
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 マンゴーはインドおよびインドシナ半島を原産地とし、紀元前から利用されていたといわれます。 甘くてねっとり…
クリ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 わが国で栽培されている少しおおぶりなクリは「ニホングリ」という品種です。 街でよく見かける「甘栗」はチュ…
ガマの油 がまのあぶら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代に傷薬として賞用された軟膏(なんこう)剤。正式な処方内容は不明であるが、一般にはごま油や豚脂(とんし)、ろうなどを基剤にし、ヒキガエル…
頑火輝石 がんかきせき enstatite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 斜方輝石の一種。エンスタタイトともいう。柱状の結晶はまれで、普通は繊維状ないし葉片状である。塩基性ないし超塩基性火成岩中に造岩鉱物の一つと…
有……有…… yǒu……yǒu……
- 中日辞典 第3版
- 1 ((意味が反対の名詞または動詞を当てはめて,その両方を兼ねていることを表す))~利~弊bì/利益もあれば弊害もある.→~ٰ…
全身性アミロイドーシス治療剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《タファミジスメグルミン製剤》 ビンダケル(ファイザー) 指定難病のひとつの全身性アミロイドーシスのうち、タンパク質の合成異常による…
尿素サイクル異常症治療剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《フェニル酪酸ナトリウム製剤》 ブフェニール(オーファンパシフィック) 《L-アルギニン・L-アルギニン塩酸塩製剤》 アルギU(EAファーマ)…
タピオカ たぴおか tapioca
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キャッサバの根塊からとったデンプン。キャッサバデンプン、マニオカデンプンともいう。キャッサバは東南アジア、アフリカ、ブラジルなど熱帯地方で…
選炭 (せんたん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 採掘されたままの石炭(原炭run-of-mine coal,raw coal)は一般には炭層の母岩や炭層間に介在する岩石層(挟みpartings)の混入により品質が悪く,…
温泉(地学) おんせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 温かい水が地中から湧(わ)き出してくる現象が温泉である。一方、温かくはないが、鉱物質を多く溶かしている場合は通俗的に鉱泉とよぶ。これらの両者…
シソ (紫蘇) perilla Perilla frutescens Britt.var.crispa (Thunb.) Hand.-Mazz.(=P.crispa (Thunb.) Nakai)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 料理 シソ科Labiatae(=Lamiaceae)芽,穂,葉を利用するシソ科の一年草。原産はヒマラヤ,ミャンマーおよび中国で,中国南部で栽培化され…
土星探査機 どせいたんさき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 土星とその衛星、およびそれらの周辺環境を探査する宇宙機。 土星は太陽系のなかで2番目に大きな惑星である。土星の内部には鉄やニッケルなどからな…
コンドライト chondrite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 0.05~5mmほどの大きさの球状物質(コンドルール。コンドリュールとも表記され,球粒という)を含む隕石。球粒隕石ともいう。コンドライトはその化学…
げり【下痢】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈発熱や嘔吐をともなう下痢には要注意〉 下痢(げり)とは、便に含まれる水分量が多くなった状態をいいます。腸の吸収力が弱ま…
ウニ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 ウニは種類が多いのですが、それらの多くは食べられない種。日本で食用にされるのは、ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニなど数種…
原発性腹膜腫瘍(腹膜腫瘍)
- 内科学 第10版
- (1)原発性腹膜腫瘍 概念 頻度はまれだが腹膜中皮腫,腹膜漿液性乳頭状癌などがある.ここでは腹膜中皮腫について概説する.中皮腫とは胸膜,腹膜…
感冒(かぜ) かんぼう(かぜ) Common cold (呼吸器の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 肺に出入りする空気の通り道を気道といいますが、鼻や口から声帯までを上気道、その奥の気管支を下気道といいます。かぜは上気道の炎…
甘味料 (かんみりょう) sweetner
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 砂糖以前の甘味料食品に甘みをつけるために用いられる調味料。甘みは食物の味の一種だが最も好まれる。昔から人々は甘みを求めたが,天然の…
たんせきしょう【胆石症】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈脂肪のとりすぎが結石をまねく〉 胆石症(たんせきしょう)は、胆嚢(たんのう)や肝臓(かんぞう)と十二指腸(じゅうにしちょう)…
塩麹
- 知恵蔵
- 麹(こうじ)に塩と水を加えて発酵させた日本の伝統的な調味料。古くから野菜や魚の漬け床として使われてきた。近年、テレビや雑誌で取り上げられ、ブ…
地下水【ちかすい】
- 百科事典マイペディア
- 地下に存在する水の総称であるが,一般には地下深所のマグマに由来する処女水や地層の形成時に閉じ込められた化石水を除き,地表水や降水と循環関係…
結晶分化作用 けっしょうぶんかさよう crystallization differentiation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マグマの冷却・固結が進むにつれて,元とは異なる化学組成のマグマや岩石(→火成岩)が生じる作用。カナダ出身の実験岩石学者ノーマン・L.ボーエンが…
強化米 (きょうかまい) enriched rice
- 改訂新版 世界大百科事典
- 精米にビタミンB1,B2などを増強したもの。従来から市販されている強化米は1g中にビタミンB11.5mgを含み,ビタミンB2で着色してあり,グルタミン酸ナ…
フィッシュソリュブル fish solubles
- 改訂新版 世界大百科事典
- 魚類から得られる新鮮な液状物を濃縮した家畜飼料。原料により魚汁系,内臓系,肉質系の各ソリュブルに分けられる。魚汁系ソリュブルとはフィッシュ…
ラッセル Henry Norris Russell 生没年:1877-1957
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの天文学者。ニューヨーク州出身。プリンストン大学に学び,1897年に〈火星による小惑星エロスの軌道長半径に対する一般摂動〉に関する研究…
熊胆 ゆうたん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国の唐代にその使用が始まったと思われる漢薬で、クマ類の胆汁を乾燥したもの。市場には胆嚢(たんのう)に入ったままの状態で出まわり、日本産はそ…
酢酸発酵 さくさんはっこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸化発酵の一種で、アルコールを好気的に酸化し、アセトアルデヒドを経て酢酸にする過程をいう。その反応は次のように表すことができる。 一般に、…
油かす あぶらかす
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 油分に富んだダイズ、ナタネ、ワタなどの植物種子から油を絞った残りかすを精製したものの総称。多くの種類があり、原料によって、大豆油かす、菜種(…
フラウンホーファー線 ふらうんほーふぁーせん Fraunhofer lines
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽スペクトルに見られる暗線(吸収線)。ドイツの光学機器開発者であったフラウンホーファーにちなむ名称である。1802年、ウォラストンは太陽スペ…
バーナード星 ばーなーどせい Barnard's star
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- へびつかい座にある実視等級9.5等の赤色の星。ケンタウルス座α(アルファ)星の4.4光年に次いで2番目に近い恒星で、距離は5.9光年。天球上の位置は、20…
カンデラ candela
- 改訂新版 世界大百科事典
- 光度の単位で単位記号はcd。国際単位系(SI)の基本単位の一つ。光度は光源からある方向に出る光の強さを表す量で,図のように光源を頂点として問題…
光化学スモッグ障害 こうかがくスモッグしょうがい Photochemical smog disorder (中毒と環境因子による病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か・原因は何か 光化学スモッグは、風速が小さく大気の状態が安定していて、正午前後に2時間以上の強い日射があり、気温が24℃以上である…
木星型惑星 もくせいがたわくせい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽系内の小惑星帯の外側にある惑星で、内側から木星、土星の二つ。ガス主体の天体で、太陽系内の内側にある岩石質の地球型惑星に比べると、質量が…
慢性結膜炎 まんせいけつまくえん Chronic conjunctivitis (眼の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 急性結膜炎の症状がゆるやかながら長く持続(数週間から場合によっては数年以上)する状態です。原因は何か 細菌感染やアレルギー、…
歯根嚢胞 しこんのうほう Radicular cyst (口・あごの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か・原因は何か 歯根嚢胞は顎骨のなかに生じる嚢胞で最も頻度が高いものです。慢性に進行する歯根の先端部の炎症(根尖性歯周炎(こんせん…
松丸遺跡群まつまるいせきぐん
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:築上郡築城町松丸村松丸遺跡群[現]築城町松丸城井(きい)川中流域西岸、丘陵の裾部周辺に立地する縄文時代後期・晩期および古墳時代終末…
仕事 しごと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 運動の法則によれば、力が物体に作用するとその速度を変化させる。ベクトルとしての力を各瞬間ごとに、物体の運動の方向(速度の方向)の成分Ftとそ…
オキソ酸 (オキソさん) oxo-acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 酸素を含む無機酸,すなわち酸素以外の非金属または金属原子に酸素(酸素原子の配位子名をオキソという)が配位した陰性成分を有する酸をいう。古く…
黒田村くろだむら
- 日本歴史地名大系
- 石川県:金沢市旧石川郡地区黒田村[現]金沢市黒田一―二丁目保古(ほご)村の北西、伏見(ふしみ)川の下流左岸に位置し、同川を挟んで北は間明(ま…
スイカ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 スイカはアフリカ西南部を原産地とし、4000年前のエジプトですでに栽培されていたといわれるほど、古い歴史をもちます。日本への渡…
トウモロコシ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 中南米原産のトウモロコシは米、小麦とならぶ世界三大穀物の1つです。わが国ではもっぱら野菜感覚で使われていますが、南米では主…