すい‐ろう【翠楼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① みどり色に塗った高殿。〔江淹‐山中楚辞〕② ( 昔の中国で、みどり色に塗ることが多かったところから ) 妓楼。遊女屋。青楼。[初出の実例…
うら【裏】 の 言葉((ことば))
- 精選版 日本国語大辞典
- 言おうとする意味と反対の意の語を用いて言う言葉。梨(なし)を「ありの実」、かわいいを「にくい」と言う類。[初出の実例]「近江路のうらの詞を聞初…
海陸新聞
- デジタル大辞泉プラス
- 1868年、江戸(東京)で創刊された木刻新聞。版型は半紙半裁二つ折を数葉まとめたもの。版元は“新聞紙屋”とあるのみで、関連する人物などは不詳。3編…
美山湖〔青森県〕
- デジタル大辞泉プラス
- 青森県中津軽郡西目屋村、岩木川水系岩木川の上流にあった多目的ダム、目屋ダムのダム湖。“美山”は「みやま」と読む。湛水面積は205ヘクタール。同ダ…
壱部浦いちぶうら
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:北松浦郡生月町一部村壱部浦[現]生月町壱部浦一部(いちぶ)村の南東にある。浦北・浦中・浦南からなり、浦北に白山(はくさん)・恵比寿…
いちがや【市谷】
- デジタル大辞泉
- 《「市ヶ谷」とも書く》東京都新宿区東部の地名。市谷本村ほんむら町・市谷砂土原さどはら町・市谷八幡はちまん町などの町名がある。江戸時代は寺社…
おも‐かく・す【面隠す】
- デジタル大辞泉
- [動サ四]《「おもがくす」とも》1 恥ずかしさに顔を隠す。「相見ては―・さるるものからに継ぎて見まくの欲しき君かも」〈万・二五五四〉2 醜いも…
橋口壮介 (はしぐち-そうすけ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1841-1862 幕末の武士。天保(てんぽう)12年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。藩校造士館の訓導。京都伏見の寺田屋事件の際,島津久光の派遣した奈良…
瀬川菊之丞(1世) せがわきくのじょう[いっせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]元禄6(1693)?[没]寛延2(1749)歌舞伎俳優。屋号浜村屋。俳名路考。享保期の女方の名優。 60歳近くまで振袖が似合ったといい,天性の美貌に加えて…
神戸屋
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社神戸屋」。英文社名「KOBEYA BAKING CO., LTD.」。食料品製造業。大正6年(1917)創業。同7年(1918)「神戸屋合資会社」設立。昭和7…
あばら【▽荒ら/▽疎ら】
- デジタル大辞泉
- [形動][文][ナリ]1 荒れ果てたさま。「女はそのまま―な板敷のうえにいつまでも泣き伏していた」〈堀辰雄・曠野〉2 すきまだらけのさま。まば…
げんろくはなみおどり〔ゲンロクはなみをどり〕【元禄花見踊】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎舞踊。長唄。本名題「元禄風花見踊」。竹柴瓢助たけしばひょうすけ作詞、3世杵屋正次郎きねやしょうじろう作曲。明治11年(1878)東京新富座初…
じゅん‐せつ【順接】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)二つの文または句の接続のしかたで、前件が後件の順当な原因・理由などになっているもの。「風が吹けば桶屋がもうかる」の「ば」や、「…
やっ‐きょく〔ヤク‐〕【薬局】
- デジタル大辞泉
- 1 薬剤師が医薬品の調剤および販売を行う所や店。開設には都道府県知事の許可を必要とし、開設者が薬剤師でない場合には、管理者として専任の薬剤師…
つくり‐た・てる【作り立てる】
- デジタル大辞泉
- [動タ下一][文]つくりた・つ[タ下二]1 化粧や服装が際立つようによそおう。かざりたてる。「頭のてっぺんから足の先まで、新品で―・てる」2 …
加藤太兵衛(1) (かとう-たへえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代前期の陶工。加藤唐三郎(景貞)の孫。尾張(おわり)(愛知県)赤津の人。万治(まんじ)元年(1658)から名古屋藩の御用窯をつとめる。唐三郎,…
在仲宗宥 (ざいちゅう-そうゆう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の僧。曹洞(そうとう)宗。相模(さがみ)(神奈川県)最乗寺の舂屋宗能(しょうおく-そうのう)の法をつぎ,能登(のと)(石川県)総持寺にあが…
仲安梵師 (ちゅうあん-ぼんし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝-室町時代の画僧。臨済(りんざい)宗。京都相国(しょうこく)寺の春屋妙葩(しゅんおく-みょうは)の法をつぐ。京都南禅寺住持となる。高野…
中村主計 (なかむら-かずえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1845-1862 幕末の武士。弘化(こうか)2年生まれ。肥前島原藩(長崎県)藩士。京都で尊攘(そんじょう)派とまじわる。寺田屋事件で捕らえられ,薩摩(さつ…
野崎佐吉 (のざき-さきち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 明治時代の陶工。5代能登屋(のとや)吉左衛門。はじめ京都の錦光山(きんこうざん)の窯で磁器の製法をまなび,明治18年金沢鶯谷(うぐいすだに)の…
宇宙大雑貨
- デジタル大辞泉プラス
- 横山えいじによる漫画作品。どこかわからない星にある24時間営業の雑貨屋を舞台にした1ページのギャグ漫画。『S-Fマガジン』1989年1月号~1990年6月…
南木曽町博物館
- デジタル大辞泉プラス
- 長野県木曽郡南木曽町にある文化施設。中山道妻籠宿の脇本陣住宅、江戸時代後期の間取図をもとに復元した本陣、資料館からなる博物館。1995年開館。…
復古館
- デジタル大辞泉プラス
- 広島県竹原市にある施設。江戸時代後期の儒学者、頼春風の邸宅「春風館」に隣接する製塩業・酒造業などを営んでいた商家の屋敷。主屋、米蔵などが「…
蔵元 くらもと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,蔵屋敷の蔵物の保管・出納 (すいとう) を扱った商人初めは武士である蔵役人が分掌したが,17世紀後期からは豪商が担当し,掛屋・用達を兼…
なかい‐がしら(なかゐ‥)【仲居頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸城の大奥に仕える女中の役名。仲居の長。[初出の実例]「御仲居頭」(出典:明良帯録(1814)世職)② 料理屋などの女中頭。[初出の実例…
てい‐しつ【定質】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 変わらない性質。[初出の実例]「凡そ財本器械屋宇の如く消費の遅緩なるを定質と称し」(出典:経済小学(1867)下)② 生得の性質・性格。…
すおうおとし‐なすものがたり(すアヲおとし‥)【襖落那須語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎所作事。長唄・義太夫。福地桜痴作詞。三世杵屋正次郎、鶴沢安太郎作曲。明治二五年(一八九二)初演。狂言「素襖落」により、太郎冠者が姫御…
しっきり‐な・い
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「ひっきりない」の変化した語 ) たえまない。続けざまである。[初出の実例]「鏗鏘鏗鏘(ちんかんちんかん)と間断無(シッキ…
じ‐ない(ヂ‥)【地内】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一定区画の土地のうち。[初出の実例]「叔父の家は広い植木屋の地内で」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉下)② 特に、寺社の境内。地中。…
やす‐ふだ【安札】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 安い値段で入札すること。また、その入札。[初出の実例]「又ひとりは安札(ヤスフダ)にて普請する人」(出典:浮世草子・好色一代女(1686…
やぶのうち‐じょうち【藪内紹智】
- 精選版 日本国語大辞典
- 安土桃山時代の茶人。藪中斎と号す。茶の湯を養父藪内宗巴に学び、また千利休にも師事、藪内流を創始した。大徳寺の春屋宗園に参禅し、剣仲の道号を…
りく‐じょう(‥ジャウ)【陸上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 陸地の上。[初出の実例]「陸上は左右隙地にして物揚場也、右は大巨屋あり」(出典:航米日録(1860)七)② 「りくじょうきょうぎ(陸上競…
そしり
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事の一部分。かたはし。「そしりはしり」の形で用いることが多い。[初出の実例]「年こそ寄ったれ刀屋喜右衛門、刀商売すりゃア、どのお…
ごて‐さん【御亭様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ごて」は「ごてい(御亭)」の変化した語。「さん」は接尾語 ) 遊里で揚げ屋、茶屋、船宿などの主人をいう語。ごていさま。ごてさま…
こふき‐まめ【粉吹豆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古くなってかびのはえたような豆。転じて、女陰を豆にたとえるところから長い間交わりのない状態をいう。[初出の実例]「わしを寝所に待た…
こうさい‐ふう【弘斎風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「弘斎」は書家、巻菱湖(まきりょうこ)の別号 ) 書風の一つ。市河米庵、貫名海屋(ぬきなかいおく)とともに「幕末の三筆」と称せられた…
うん【膿】 だ=ものが[=とも]潰((つぶ))れたとも言((い))わない
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 膿んだはれものがつぶれたとも言わないの意から ) 何も言わない。黙っている。また、なんの音さたもない。[初出の実例]「嫁入(よめいり)のさいそく…
あきのいろくさ【秋色種】
- 精選版 日本国語大辞典
- 長唄。南部侯利済(としなり)が十世杵屋六左衛門を困らせようと、麻布の新御殿の秋景色を漢文まじりの作曲しにくい歌詞にして与えたが、巧みに大薩摩…
きじ‐びき(きヂ‥)【木地挽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「きじひき」とも ) 木地を粗びきすること。木地のままで盆・椀・玩具などの細工をすること。また、その職人。木地屋。[初出の実例]「…
【大廈】たいか
- 普及版 字通
- 大家屋。漢・王褒〔四子講徳論〕千金の裘(かはごろも)は、一の腋(えき)(わきの皮)に非ざるなり。大廈の材は、一丘の木に非ざるなり。太の功は、一…
【残編】ざんぺん
- 普及版 字通
- 散逸した書の一部。宋・欧陽脩〔九経正義中の讖緯を刪去せんことを論ずる子〕興りて佚を收拾せるも、存する(いくばく)も無し。或いは殘斷、屋壁に出…
【自家】じか
- 普及版 字通
- 自分自身。宋・陸九淵〔羅春伯に与ふる書〕宇宙は際無く、天地開闢するも本(もと)只だ一家なり。~來書には乃ち謂ふ、自家屋裏の人と。~古人は但だ…
備中一国重宝記びつちゆういつこくちようほうき
- 日本歴史地名大系
- 一冊 正徳四年 岡山市立中央図書館ほか 備中を各領主別に整理し、その知行高、城・陣屋の所在地、各村の石高・庄屋名を列記。最後に寺社領をあげ、備…
荒井家住宅あらいけじゆうたく
- 日本歴史地名大系
- 栃木県:矢板市立足村荒井家住宅[現]矢板市立足立足(たつあし)集落の西端、東下りの山際にある。荒井家は代々立足村の名主を勤めた。敷地は広く…
麻布善福寺門前元町あざぶぜんぷくじもんぜんもとまち
- 日本歴史地名大系
- 東京都:港区旧麻布区地区麻布善福寺門前元町[現]港区麻布十番(あざぶじゆうばん)三丁目麻布坂下(あざぶさかした)町の南にある門前町屋。東は…
清水町しみずちよう
- 日本歴史地名大系
- 島根県:鹿足郡津和野町津和野城下清水町[現]津和野町鷲原(わしばら)杉片河(すぎかたこう)の南、清水本(しみずほん)通の北に続く町人町。鷲…
迎里御嶽んぎすとうわーん
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:八重山諸島竹富町黒島村迎里御嶽[現]竹富町黒島黒(くろ)島の西部、仲本(なかもと)集落の南西海岸近くに位置する。一帯はオオハマボウ…
日山村ひやまむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:龍野市日山村[現]龍野市龍野町日山龍野町の南に位置し、揖西(いつさい)郡に属する。東端を揖保(いぼ)川が南流する。西は小神(おがみ…
高畠城跡たかはたじようあと
- 日本歴史地名大系
- 山形県:東置賜郡高畠町高畑村高畠城跡[現]高畠町高畠屋代(やしろ)川左岸の段丘上、現高畠小学校敷地一帯を城池とした梯郭式の平城。鐘(かね)…
駒込肴町こまごめさかなまち
- 日本歴史地名大系
- 東京都:文京区旧本郷区地区駒込肴町[現]文京区向丘(むこうがおか)一―二丁目大円(だいえん)寺・駒込片(こまごめかた)町の東方に位置する日光…