コマッコウ (小抹香)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歯クジラ亜目マッコウクジラ科コマッコウ属Kogiaに属する哺乳類の総称。コマッコウK.breviceps(英名pygmy sperm whale)とオガワコマッコウK.simus…
石川丈山 (いしかわじょうざん) 生没年:1583-1672(天正11-寛文12)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸初期の漢詩人。名は凹。通称は嘉右衛門。丈山は字であるが,号としても扱われる。三河の人。徳川家康の臣で,大坂夏の陣に戦功があったが,軍令…
プロダクタス ぷろだくたす [学] Productus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古生代後期に繁栄した化石腕足類の一群。プロダクタスという場合、正式にはプロダクタス属をさすが、昔のプロダクタス属は現在細分されているので、…
観音塚古墳 かんのんづかこふん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 群馬県高崎市八幡(やわた)町にある7世紀初頭の前方後円墳。烏(からす)川と碓氷(うすい)川に挟まれて東西に延びる丘陵性台地に前方部を西面して占地し…
仲大地遺跡なかおおちいせき
- 日本歴史地名大系
- 山梨県:北都留郡上野原町下大野村仲大地遺跡[現]上野原町大野 仲大地桂川の支流谷田(やつだ)川によって形成された馬の背状の台地に立地する遺跡…
船入島貝塚ふないりじまかいづか
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:塩竈市寒風沢浜船入島貝塚[現]塩竈市浦戸 船入島寒風沢(さぶさわ)島の南方約一キロにある無人島船入島にある。島は西側に浅く狭い湾入が…
ツルネ遺跡つるねいせき
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:高山市江名子村ツルネ遺跡[現]高山市江名子町 せいじ江名子(えなこ)町を中心とする台地上にはひじ山(やま)・糠塚(ぬかづか)をはじめ…
カルスト地形 (カルストちけい) karst landform
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 発達条件 カルスト景観 世界のカルスト石灰岩をはじめドロマイト,チョーク,岩塩など可溶性の成分からなる岩石がみられるところで,…
爪病 そうびょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 爪(つめ)の病気の総称で、先天性と後天性のものがあり、また全身疾患の一症状としておこることもある。先天性疾患では無爪症、小爪症などの形態異常…
市原寺ノ下遺跡いちはらてらのしたいせき
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:多可郡加美町市原村市原寺ノ下遺跡[現]加美町市原杉原(すぎはら)川の西岸、支流市原谷(いちはらたに)川が沖積地に流れ出る北岸に位置…
クマノミ Amphiprion clarkii
- 改訂新版 世界大百科事典
- スズキ目スズメダイ科クマノミ亜科の海産魚。クマノミ亜科は英名anemonefishと呼ばれるようにイソギンチャクsea anemoneとの共生が有名。もともと暖…
諸磯遺跡 もろいそいせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神奈川県三浦市三崎町諸磯にある縄文時代前期の諸磯式土器の標式遺跡。三崎海食台地を縦断する三崎街道から分かれて浜諸磯に至る道路の両側の台地上…
のべ【延・伸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「のべる(延)」の連用形の名詞化 ) のばすこと、また、のばしたもの。① ひらたくのばしたもの。特に、延金をいう。[初出の実例]…
カルデラ湖 かるでらこ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルデラcaldera(火山性の火口状凹地で直径が約2キロメートルより大きいもの)の全部ないしは大半に水をたたえた湖。湖盆を形成するカルデラは陥没…
泥ノ木遺跡どろのきいせき
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:十日町市中条村泥ノ木遺跡[現]十日町市中条 東枯木又飛渡(とびたり)川の支流枯木又(かるきまた)川上流の東枯木又集落背後、南魚沼郡境…
大野中遺跡おおのなかいせき
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:海南市大野中村大野中遺跡[現]海南市大野中日方(ひかた)川下流の南北を山に挟まれた狭い谷間に形成される沖積平野に位置する。昭和四…
spècchio
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)〔英 mirror〕 1 鏡, 姿見;〘光〙反射鏡 ~ a mano [da tavolo/da parete]|手[卓上/壁掛け]鏡 ~ concavo [convesso]|凹面[凸面…
宮滝遺跡みやたきいせき
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:吉野郡吉野町宮滝村宮滝遺跡[現]吉野町大字宮滝吉野川の右岸、川に臨む標高一八八メートルの台地状地形にある縄文・弥生および歴史時代の…
尼子岩陰遺跡あまこいわかげいせき
- 日本歴史地名大系
- 山形県:東置賜郡高畠町二井宿村尼子岩陰遺跡[現]高畠町二井宿 小湯前屋代(やしろ)川の上流が開析した谷の右岸にあり、山体の凝灰岩が崩壊し転落…
一人子遺跡ひとりごいせき
- 日本歴史地名大系
- 福島県:郡山市旧三穂田村地区駒屋村一人子遺跡[現]郡山市三穂田町駒屋笹原(ささはら)川右岸の低位段丘上に立地する縄文時代の遺跡。昭和三〇年…
大貝遺跡おおがいいせき
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:新井市大貝村大貝遺跡[現]新井市大貝 和屋敷北流する関(せき)川と、国道二九二号を西に見下ろす標高約二五〇メートルの台地上にある縄文…
イスラマバード いすらまばーど Islamabad
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- パキスタン北部にある同国の首都。パンジャーブ州北西部、ラワルピンディの北東約10キロメートルにある。人口52万9180(1998)、101万4825(2017セン…
ホアビン文化 ほあびんぶんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東南アジア完新世(沖積世)初頭、中石器時代または前期新石器時代とされる文化。ベトナム、ハノイ南西のホアビンHoa-binh省(現ハソンビン省)の石…
阿高黒橋貝塚あだかくろばしかいづか
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:下益城郡城南町阿高村阿高黒橋貝塚[現]城南町阿高 東原、下宮地 萱木阿高貝塚は御領(ごりよう)貝塚の北西約二五〇メートルのところにあ…
船越貝塚ふなくやーかいづか
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:八重山諸島石垣市伊原間村船越貝塚[現]石垣市伊原間伊原間(いばるま)集落の南、国道三九〇号から平久保(ひらくぼ)半島への道と野底(…
ショーウィンドー しょーうぃんどー show window
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 商品陳列窓をいう。ヨーロッパでは、商店内を見せていた窓が、徐々に展示に重点を置いたものへと移行していったと考えられるが、18世紀の商店にはす…
里木貝塚 さとぎかいづか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 岡山県倉敷(くらしき)市船穂町(ふなおちょう)船穂の沖積地に面する丘陵の裾にある縄文時代の貝塚遺跡。海岸砂州上に立地し、ほぼ50メートル四方に厚…
御領貝塚 (ごりょうかいづか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熊本市の旧城南町東阿高字御領にある縄文時代貝塚。木原山からのびる舌状台地の先端に位置する。ほとんどがヤマトシジミで占められる(98%以上)奥湾…
山王遺跡 (さんのういせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 宮城県栗原市一迫真坂の,長崎川北岸の自然堤防上にある縄文時代から弥生時代にかけての遺跡。1964年,一迫小学校の体育館建設の予備調査で多数の遺…
鼻腔 (びこう) nasal cavity
- 改訂新版 世界大百科事典
- 医学的には〈びくう〉と読む。鼻は,外から見える突出部としての外鼻と,外鼻孔から後鼻孔にいたる気道のはじまりとしての顔面内の空間である内鼻に…
仙丈ヶ岳 (せんじょうがたけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 赤石山脈北部,長野県(伊那市)と山梨県(南アルプス市)の県境にある山,標高3033m。仙丈岳ともいい,千丈ヶ岳とも書く。伊那谷側では前岳と呼ばれ…
発光分光分析 はっこうぶんこうぶんせき emission spectrochemical analysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱や電気などのエネルギーを試料に与えて試料を励起し、その際に発する発光スペクトルを分光器や分光計で分光し、原子、イオン、分子などのスペクト…
狭間貝塚はざまかいづか
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:行方郡潮来町潮来村狭間貝塚[現]潮来町潮来北利根川支谷に臨む台地先端近くにある。大正四年(一九一五)に紹介されて以来、行方台地最東…
赤浦遺跡あかうらいせき
- 日本歴史地名大系
- 石川県:七尾市松百村赤浦遺跡[現]七尾市松百町赤浦潟の東、標高約三〇メートルの台地上に所在した大規模な縄文時代の遺跡で、一部に貝塚を伴った…
沢遺跡さわいせき
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:吉城郡古川町上北村沢遺跡[現]古川町上気多 沢北東から南西にゆるく傾斜する山麓に位置する縄文時代遺跡。昭和三九年(一九六四)と四二年…
春日町遺跡かすがちよういせき
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:鹿児島市鹿児島城下上方限春日小路町春日町遺跡[現]鹿児島市春日町稲荷(いなり)川下流右岸の自然堤防状の微高地、標高八メートルに立…
胃【い】
- 百科事典マイペディア
- ヒトを含めた脊椎動物の消化管の袋状になった部分で,食道に続く。食物を一時的に貯留し胃液による化学的消化と,胃壁筋肉の伸縮による機械的消化に…
金俣B遺跡かなまたBいせき
- 日本歴史地名大系
- 山形県:飽海郡遊佐町吉出村金俣B遺跡[現]遊佐町吉出 金俣鳥海山南西麓の泥流上に形成された孤立丘上、金俣集落の南東約五〇〇メートル、標高約一…
肉離れ にくばなれ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 骨格筋の筋線維が局所的に断裂した状態をいい、スポーツ外傷の一つとして知られる。ランニング、ジャンプ、スタート時など急に筋肉を強く収縮したり…
多形滲出性紅斑 たけいしんしゅつせいこうはん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オーストリアの皮膚科医ヘブラFerdinand von Hebra(1816―86)が系統的分類で独立疾患名として提唱したものであるが、現在では、形態的に多形な滲出…
平城貝塚 (ひらじょうかいづか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城字町畑にある縄文時代後期の貝塚。付近を西流する僧都川河口より約1kmの標高6~7mの台地上に鹹水産の貝による貝塚が積…
回折格子 カイセツコウシ diffraction grating
- 化学辞典 第2版
- 光の回折現象を利用してスペクトルを得る光学用の素子.光が入射する面に,1 mm に500から1000本くらいの平行等間隔の溝が掘ってあると,回折されて…
羽山塚古墳はやまづかこふん
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:飽託郡北部町飛田村羽山塚古墳[現]北部町飛田標高八〇メートル前後の通称植木(うえき)台地の南端にある。昭和五四年(一九七九)周辺の…
鹿路山遺跡ろくろやまいせき
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:恵那市飯地村鹿路山遺跡[現]恵那市飯地町 西山飯地潮見(いいじしおみ)高原の南東部を流れる山之田(やまのだ)川と、飯地町の西を流れる…
人形峠 にんぎょうとうげ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町と岡山県苫田(とまた)郡鏡野(かがみの)町の県境にある峠。標高739メートル。日本最初の堆積(たいせき)型ウラン…
二次計画法 (にじけいかくほう) quadratic programming
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 最適条件略称QP。数理計画法の一種であって,線形等式あるいは線形不等式で与えられる制約のもとでの二次関数の最小値または最大値を求める…
縦曲線 じゅうきょくせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉄道線路の勾配(こうばい)が変化する場所で、その変化が急激になりすぎないように、中間に挿入する曲線。バーティカルカーブvertical curveともいう…
上岡遺跡かみおかいせき
- 日本歴史地名大系
- 福島県:福島市旧飯坂町地区塩野目村上岡遺跡[現]福島市飯坂町東湯野摺上(すりかみ)川左岸の河岸段丘上に位置。座する土偶(県指定重要文化財)…
鹿野場遺跡かのばいせき
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:日立市宮田村鹿野場遺跡[現]日立市宮田町 顔ヶ作阿武隈山地東南端の標高四〇―五〇メートルの上位段丘上の二支丘にまたがってあり、その中…
バクソン文化 ばくそんぶんか Bac-Son
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東南アジア新石器時代前期の文化。ベトナムのハノイ北東のバクソン山地で1920年代にフランスのマンシュイ、コラニらが多数の洞窟(どうくつ)、岩陰(い…