おう‐おう【応応】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 従順ですなおなさま。また、おっとりとしているさま。ゆったりのんびりしているさま。[初出の実例]「ふたこしぬい…
文章軌範 ぶんしょうきはん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 南宋の謝枋得 (しやぼうとく) が編纂 (へんさん) した文章読本7巻。科挙 (かきよ) の作文の際の受験参考書として作られ,韓愈 (かんゆ) ・柳宗元 (り…
ががく‐りょう(‥レウ)【雅楽寮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制の官司の一つ。治部省に属し、日本で古くから伝承された歌舞や、唐、三韓などから伝来した歌舞を教習した。平安以後、次第に機能を失…
【游戯】ゆう(いう)ぎ
- 普及版 字通
- あそび戯れる。〔史記、老荘申韓伝〕子(し)、亟(すみ)やかに去れ。我を汚すこと無(なか)れ。我は(むし)ろ汚(をとく)の中に游戲して、自ら快くし、國…
【今世】きんせい・こんせい
- 普及版 字通
- 今の世。現代。唐・韓〔田横の墓を祭る文〕事、百世を曠(むな)しうして、相ひ感ずるり。余(われ)は自ら其の何の心なるを知らず。今世の稀とする(尚…
【世用】せよう
- 普及版 字通
- 世間の用に役立つ。唐・韓〔柳子厚(宗元)墓誌銘〕子厚、時少年たりしとき、人の爲にするににして、自ら貴重(こせき)(顧惜)せず。~故に卒(には)…
ひ‐はい【疲憊・罷憊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つかれて弱ること。つかれ衰えること。[初出の実例]「此来気力疲憊。故見二如レ此凶夢一耶」(出典:東海一漚集(1375頃)三)「今朝未明よ…
どく【毒】 を=食((く・くら))わば[=舐((な))めれば]皿((さら))まで
- 精選版 日本国語大辞典
- すでに罪を犯したからにはためらわずに最後まで悪に徹しよう。また軽く、どうせここまでやったのなら、最後までやり通そう、の意でも用いる。毒食わ…
じゅく‐ろ【熟路】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通いなれた道。様子をよく知った道。[初出の実例]「堂堂衣レ錦白日行。遠駕二軽車一従二熟路一」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)贈用…
ちょう〔テウ〕【趙】
- デジタル大辞泉
- 中国、戦国時代の国。戦国七雄の一。晋の大夫の趙氏が韓氏・魏氏とともに晋を滅ぼし、その領土を3分して独立。前403年、諸侯に列せられ、現在の山西…
おう‐しょうくん(ワウセウクン)【王昭君】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 古くは「おうじょうくん」とも )[ 一 ] 中国前漢の元帝の宮女。名は嬙(しょう)。昭君は字(あざな)。紀元前三三年匈奴(きょうど)との和親のため、呼…
じん‐せい【人世】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の世の中。世間。浮世。この世。現世。[初出の実例]「毎レ見二人世之無常一。彌知二生死之有一レ限」(出典:江都督納言願文集(平安後…
千里の馬はあれども一人の伯楽は無し
- ことわざを知る辞典
- 名馬はいつの時代でもいるが、その馬を見つけ出して、その能力を発揮させる伯楽はいない。転じて、世の中には、いつの時代でも有能な人材はいるが、…
【拝賀】はいが
- 普及版 字通
- お祝いを言上する。〔漢書、韓信伝〕信曰く、大王自ら料(はか)るに、悍仁彊なること、項王と孰與(いづ)れぞと。王默然たること良(やや)久しくして曰…
【尸諫】しかん
- 普及版 字通
- 死を以て諫める。〔韓詩外伝、七〕魚、みて且(まさ)に死せんとす。~曰く、我數(しばしば)伯玉(きよはくぎよく)の賢なるを言ふも、むること能はず。…
中島健彦 (なかじま-たけひこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1843-1877 幕末-明治時代の武士,軍人。天保(てんぽう)14年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。維新後,近衛陸軍大尉,陸軍大将副官となるが,征韓論に敗…
こし‐おし【腰押し】
- デジタル大辞泉
- 1 険しい坂道を登るとき、人の後ろから腰を押して力を貸すこと。また、その人。「―やかかる岩根の下もみぢ/其角」〈雑談集〉2 後ろにいてそそのか…
さいたまスタジアム‐にまるまるに【埼玉スタジアム二○○二】
- デジタル大辞泉
- 埼玉県さいたま市緑区にある、日本最大のサッカー専用スタジアム。平成13年(2001)完成。観客席は6万3700席。国際試合をはじめ、全国高校サッカー選…
軌きを一いつに◦する
- デジタル大辞泉
- 1 《韓愈「秋懐詩」其一から》車の通った跡を同じくするように、立場や方向を同じくする。「考え方が―◦する」→揆きを一にする2 《「北史」崔鴻伝か…
りょ‐てい【旅程】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 旅の道のり。旅の行程。[初出の実例]「遠蛮の外に遷されさせ給へば、是も只同じ旅程(リョテイ)の思にて」(出典:太平記(14C後)二)[…
ぐん‐けん【郡県】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 郡と県。郡(こおり)と県(あがた)。[初出の実例]「称二最勝親王之命一徇二郡県一云云」(出典:明月記‐治承四年(1180)九月)[その他の文…
かい‐もん【海門】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陸地にはさまれて海がせまくなっている所。海峡。瀬戸。[初出の実例]「京口雲開春樹緑、海門潮落夕陽空」(出典:蕉堅藁(1403)多景楼)「…
ふう‐はつ【風発】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 風が吹き起こること。また、そのように急にふるい起こること。急に物事が起こること。勃発。〔揚雄‐河東賦〕② (風の吹き起こるように)…
ぞう‐り(ザウ‥)【草履】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① はきものの一種。藁(わら)・藺(い)・竹皮などで足に当たる部分を編み、鼻緒をすげたもの。藁草履・麻裏草履・金剛草履・藤倉草履・福草…
【歇後】けつご
- 普及版 字通
- 成語の下半を略して用いる。「友于(ゆうう)」は兄弟、「三尺」は剣、「一坏」は土の意。〔容斎詩話、二〕杜(甫)・韓()二詩を作るに、或いは歇後…
日鮮同祖論 (にっせんどうそろん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日朝両民族はその祖先を同じくし,兄弟あるいは本家と分家に擬せられる間柄であり,本来一体となるべきであるという主張。日本の朝鮮侵略,朝鮮支配…
武田 範之 タケダ ハンシ
- 20世紀日本人名事典
- 明治期の僧侶,大陸浪人 顕聖寺(曹洞宗)住職。 生年文久3年11月23日(1864年) 没年明治44(1911)年6月23日 出生地筑後国(福岡県) 旧姓(旧名)沢 別名幼…
強弩の末
- 故事成語を知る辞典
- 初めは強かったものが、衰えて力を失うことのたとえ。 [使用例] 雨はまだぽつぽつ落ちていたけれども、空にはところどころ青いのが見えて、強弩の末…
馬超 ばちょう (176―222)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国蜀(しょく)の武将。字(あざな)は孟起(もうき)。扶風茂陵(ふふうもりょう)県(陝西(せんせい)省興平(こうへい)県)の人。涼州(りょうしゅう…
士族反乱 しぞくはんらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治初期の不平士族の反政府武装蜂起(ほうき)。明治政府は1869年(明治2)に版籍奉還、71年に廃藩置県を断行して旧藩体制を徹底的に解体し、地方の末…
けつか・る
- デジタル大辞泉
- [動ラ五(四)]1 「居る」「ある」などのぞんざいな言い方。人の動作を卑しめていう。いやがる。「おいらが仲間におのれがやうな奴が―・るが、唐…
【弥望】びぼう(ばう)
- 普及版 字通
- みわたす。みわたすかぎり。宋・軾〔韓丞相()に上(たてまつ)りて災傷の手実(実状申告書)を論ずる書〕軾、ごろ錢に在り、飛蝗(ひくわう)の西北よ…
春秋・戦国時代 しゅんじゅう・せんごくじだい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前770年周室が洛邑 (らくゆう) に遷都してから,秦が韓・趙・魏・楚・燕・斉の6国を順に滅ぼして,前221年天下を統一するまでの時代そのうち前403年…
むしあけ【虫明】 の 瀬戸((せと))
- 精選版 日本国語大辞典
- 岡山県瀬戸内市邑久町虫明への航路の入り口にあたる、長島(瀬戸内市)と鴻島(備前市)との間の瀬戸。虫明は古く韓泊(からどまり)と呼ばれた朝鮮使…
ハルビン事件 ハルビンじけん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ハルビン駅頭における伊藤博文狙撃暗殺事件。韓国統監を辞任して枢密院議長の地位にあった伊藤博文は日韓併合についてロシアと交渉することになり 19…
ウイング
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] wing )[ 異表記 ] ヰング① 鳥や飛行機の翼。② 建築物の主要部の左右側面に延びた部分をいう。特に、劇場の舞台の左右の書割(空…
ね‐どころ【寝所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =ねどこ(寝床)[ 一 ][初出の実例]「玖賀媛、和(あまな)はず。乃ち、強(あながち)に帷内(ネトコロ)に近(ちかつ)く」(出典:日本書紀(…
ねん‐がっ‐ぴ(‥グヮッ‥)【年月日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある事が行なわれる年と月と日。[初出の実例]「凡調皆随レ近合成。〈略〉具注二国郡里戸主姓名。年月日一。各以二国印一々之」(出典:令…
佐魯那奇他
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:顕宗3(487) 生年:生年不詳 5世紀末ごろ安羅(伽耶の一国,韓国慶尚南道咸安)で活躍した倭人。顕宗軍3(487)年,紀生磐が任那(安羅)を拠点に三韓の…
佐藤栄作内閣 さとうえいさくないかく
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 自民党の佐藤栄作を首班とする内閣。病気退陣の池田の後をうけて成立。以後3次にわたり7年8カ月,2797日間の長期政権であった。1第1次(1964.11.9~67…
ムン・グクヒョン 文 国現 Moon kook-hyun
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書実業家,環境保護運動家,政治家 元柳韓キムバリー社長,元創造韓国党代表国籍韓国生年月日1949年1月12日出生地ソウル学歴韓国外国語大学英語…
木き静しずかならんと欲ほっすれども風かぜ止やまず
- デジタル大辞泉
- 《「韓詩外伝」九の「樹静かならんと欲して風止まず、子養わんと欲して親待たず」から》親の生きている間に孝行せよという戒め。また、物事が思いの…
蘇秦 そしん Su Qin; Su Ch`in
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,戦国時代の政治家,縦横家。前5~4世紀頃活躍。洛陽の人。秦の恵王に仕えようとして失敗,燕に行き合従 (がっしょう) を説き (→合従連衡 ) ,…
北海道新聞【ほっかいどうしんぶん】
- 百科事典マイペディア
- 北海道の代表的な日刊紙。戦時新聞統合により,1942年北海道にあった主要紙11紙を統合して発足した。本社は札幌。東京など10支社。1960年の日米安全…
武市熊吉 (たけち-くまきち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1840-1874 明治時代の官吏。天保(てんぽう)11年生まれ。もと土佐高知藩士。明治5年外務省にはいり,西郷隆盛らの命で清(しん)(中国)を調査。翌年西…
新羅楽 しらぎがく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 三韓楽の一つ。朝鮮半島の新羅から飛鳥~奈良時代に伝来した音楽。今日のいわゆる高麗楽 (こまがく) の母体となった。 460年頃允恭天皇の葬儀に新羅…
【固執】こしつ・こしゆう(しふ)
- 普及版 字通
- 堅持する。自分の意見を固持する。〔後漢書、韓伝〕侍中竇(とうけん)、人をして齊殤王の子、侯暢を、上東門に刺せしむ。~、上して以ては京師に在り…
【沮遏】そあつ
- 普及版 字通
- おしとどめる。阻止する。唐・韓〔張中丞伝後叙〕(張巡・許遠)一を守り、天下を捍(ふせ)ぎ、千百盡きんに就(なんなん)とするの卒を以て、百、日に(…
れん‐ちゃく【恋着】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 深く恋い慕って忘れられないこと。また、深く執着すること。[初出の実例]「諸子、幼稚にして、いまだしる所あらず。戯処に恋着(レンチャ…
かいらん【回瀾】 を 既倒((きとう))に反((かえ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「韓愈‐進学解」の「障二百川一而東レ之、廻二狂瀾於既倒一」による。うずまく大波をささえてもとに押し返すの意から ) 勢力のおとろえたのを挽回(…