おお‐ずり〔おほ‐〕【大刷(り)】
- デジタル大辞泉
- 印刷で、大組み版の校正刷りのこと。組み体裁、見出しの適・不適など、全体的な点検に適する。→大組み
おお‐そで〔おほ‐〕【大袖】
- デジタル大辞泉
- 1 宮中で、礼服らいふく着用の際、小袖の上に着た表衣うわぎ。袖口が広く、たもとが長い。2 中世の鎧よろい付属の袖。幅が広く大きく、鎧の肩から…
おおたか‐がり〔おほたか‐〕【大×鷹狩(り)】
- デジタル大辞泉
- 大鷹の雌を使って冬に行う狩り。→小鷹こたか狩り
おお‐だな〔おほ‐〕【大▽店】
- デジタル大辞泉
- 規模の大きな商店。大商店。
おお‐だら〔おほ‐〕【大だら】
- デジタル大辞泉
- 《「大だんびら」の略》幅の広い太刀。「―腰にぼっこむところを」〈浄・浪花鑑〉
おお‐づもり〔おほ‐〕【大積(も)り】
- デジタル大辞泉
- おおよその見積もり。大ざっぱな計算。「一国に八千づつの―にすれば、かたく九万二千五百なり」〈甲陽軍鑑・一四〉
おお‐でき〔おほ‐〕【大出来】
- デジタル大辞泉
- みごとな出来栄え。また、みごとにやってのけること。上出来。「この成績は新人にしては大出来だ」[類語]模範的・象徴的・代表的・典型的・標準的・…
あい‐だい【愛大】
- デジタル大辞泉
- 「愛知大学」または「愛媛大学」の略称。
おお‐とろ〔おほ‐〕【大とろ】
- デジタル大辞泉
- マグロの腹肉。もっとも脂肪が多い部分。刺し身・すしだねにする。→中とろ
おお‐なだい〔おほ‐〕【大名題】
- デジタル大辞泉
- 1 江戸時代の歌舞伎で、1日の狂言全体に通じる題名。また、その題名を記して、劇場正面に立てる大きな看板。→小名題2 歌舞伎俳優のうち、大幹部の…
おお‐なめ〔おほ‐〕【大滑】
- デジタル大辞泉
- 馬具の一つで、鞍くらの下に敷く滑なめの大形のもの。唐鞍からくらに用い、美しく飾った縁どりをしてある。はだつけ。
おお‐にんずう〔おほ‐〕【大人数】
- デジタル大辞泉
- 人数の多いこと。また、多くの人。多人数。おおにんず。⇔小人数こにんずう。[類語]大勢・多勢・多数・多い・たくさん・いっぱい・夥しい・多く・数数…
おお‐ぬすびと〔おほ‐〕【大盗人】
- デジタル大辞泉
- 大どろぼう。また、人をののしっていうときにも用いる。
おお‐ばしょ〔おほ‐〕【大場所】
- デジタル大辞泉
- 1 広い場所。2 正式の場所。3 相撲の本場所。
おお‐ひきがえる〔おほひきがへる〕【大×蟇】
- デジタル大辞泉
- 無尾目ヒキガエル科のカエル。体長12~25センチ。耳腺が大きく、強い毒液を出す。南アメリカ北部の原産で、害虫駆除のため世界各地に移入され、小笠…
おお‐ひめぎみ〔おほ‐〕【大姫君】
- デジタル大辞泉
- 貴人の長女の敬称。姉姫。おおいぎみ。「―をいかで内に参らせ奉らむとおぼす」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
おお‐びゃくしょう〔おほビヤクシヤウ〕【大百姓】
- デジタル大辞泉
- 多くの田畑を所有している百姓。豪農。
おお‐ぶかし〔おほ‐〕【大▽蒸かし】
- デジタル大辞泉
- 《「おおふかし」とも》サツマイモのふかしたもの。ふかしいも。「大福餅や―をむしゃりむしゃり」〈滑・浮世風呂・三〉
おお‐ほんだ〔おほ‐〕【大本多】
- デジタル大辞泉
- 本多髷まげの形を大きくしたもの。
おお‐まがき〔おほ‐〕【大×籬】
- デジタル大辞泉
- 江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。入り口を入ったところの格子(籬)が全面、天井まで達している。大店おおみせ。総籬そうまがき。
おお‐むね〔おほ‐〕【大旨/▽概ね】
- デジタル大辞泉
- [名]だいたいの趣旨。あらまし。「―は了承した」[副](概ね)その状態が大部分を占めるさま。だいたい。おおよそ。「会員は―女性だ」[類語]粗粗…
おお‐よろい〔おほよろひ〕【大×鎧】
- デジタル大辞泉
- 1 大形の鎧。2 《胴丸・腹巻などに比べ、大きめに作られたところから》中世の騎射戦用の鎧。胸に栴檀せんだんの板、鳩尾きゅうびの板をつけ、背に…
おお‐よろこび〔おほ‐〕【大喜び】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)非常に喜ぶこと。「合格して大喜びする」[類語]喜び・満悦・愉悦・喜悦・祝い・祝賀・賀・喜色・歓喜・歓心・狂喜・驚喜・随喜・大悦・…
おはら‐ぎ【▽大原木】
- デジタル大辞泉
- 大原女が京都へ売りに来る薪たきぎ。かまどで蒸して黒くしたもの。黒木。おおはらぎ。
鈴木大 (すずき-はじめ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1897 幕末-明治時代の武士,歴史家。常陸(ひたち)水戸藩士。会沢正志斎の門弟。幕末の事件,外国関係について丹念に記録(「鈴木大(だい)雑集」)。…
大圭 (たいけい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒児島大圭(こじま-たいけい)
大臻 (だいしん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1740-1820* 江戸時代中期-後期の僧。元文5年生まれ。浄土宗。播磨(はりま)(兵庫県)の人。播磨如来寺の義仙のもとで出家,河内(かわち)(大阪府)想善…
大武芸 (だい-ぶげい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒武芸王(ぶげいおう)
カトー(大) かとー Marcus Porcius Cato Censorius (前234―前149)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマ、共和政中期の将軍、政治家。文人としても有名。中部イタリアのトゥスクルム出身。第二ポエニ戦争に従軍したのち、「新人」として政界に…
大歌 おおうた
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 宮廷の公儀、すなわち正月・白馬(あおうま)・踏歌(とうが)などの節会(せちえ)、大嘗会(だいじょうえ)・新嘗祭(にいなめのまつり)などに用いられる謡…
大道具 おおどうぐ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 演劇舞台用語。劇中、舞台に飾る諸物のうち、背景、家屋、樹木、岩石など大掛りなもの。登場人物が手に持つ「小(こ)道具」に対する語。歌舞伎(かぶき…
大涌谷 おおわくだに
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神奈川県南西部、足柄下(あしがらしも)郡箱根町(はこねまち)にある硫気孔群のある谷で、早川の水源の一つ。「おおわきだに」ともいい、古くは大地獄…
大地形 だいちけい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球の内部に原因がある地殻運動で形成された大規模な地表形態。大地形の規模の内容は、研究者によって異なっている。一般にその内容は、地球全体の…
大渡河 だいとが / タートゥーホー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、四川(しせん)省西部を流れる川。揚子江(ようすこう)水系岷(びん)江の最大の支流。青海省バインハル山脈南面からの河川が四川省北西部に入り、…
大法廷 だいほうてい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 最高裁判所の全員の裁判官の合議体をいう。最高裁判所長官を裁判長とし、定足数は9人以上である。(1)当事者の主張に基づいて、法律、命令などが合憲…
大船山 たいせんざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大分県西部、竹田市(たけたし)久住(くじゅう)地区にある火山。標高1786メートル。角閃(かくせん)石安山岩の塊状火山体の上に輝石安山岩溶岩の成層火…
大家族 だいかぞく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 家族類型の一つとして、その構成員数の大小、および構成員の続柄関係の複雑さの程度に注目して大家族・小家族に分類することがある。一般的には構成…
大憲章 だいけんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →マグナ・カルタ
旅大 りょだい / リュイター
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、遼寧(りょうねい)省の遼東半島南端にある大連(だいれん)の旧称。1950年大連市が旅大市と改称されたが、1981年大連市に戻った。[編集部][参照…
六大 ろくだい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地・水・火・風・空・識の六つの普遍的な存在。真言(しんごん)宗で説く万物の根源体。普通、仏教では万物の根源体とか創造主とかを説かず、無実体性…
むげんだい【無限大】
- 改訂新版 世界大百科事典
アントニア(大) アントニア[だい] Antonia, Major
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前39[没]?古代ローマの政治家 M.アントニウスとオクタウィアの上の娘。リキウス・ドミチウス・アヘノバルブスの妻となり,グナイウス (ネロの父)…
ろくだい【六大】
- 改訂新版 世界大百科事典
水大 すいだい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
セネカ(大) セネカ[だい] Seneca, Lucius Annaeus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前55頃.コルドバ[没]後39頃ローマの修辞学者。小セネカの父,ルカヌスの祖父。幼少の頃ローマに出て教育を受けた。息子たちに弁論術の訓練をする…
大回転 だいかいてん giant slalom
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルペンスキーの種目の一つ。地形の変化に対応する技術力が求められる。 1952年のオスロ・オリンピック冬季競技大会から正式種目となった。旗門で規…
大臼歯 だいきゅうし molar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歯列の最も後方にある歯で,ヒトでは上下顎の左右に3本ずつ計 12本ある。しかし,最後方の第3大臼歯 (智歯) は退化傾向にあり,生えないこともかなり…
大饗 たいきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平安時代,公家によって行われた大饗宴。 (1) 毎年1月2日,群臣が中宮,東宮 (→春宮 ) に拝賀して饗禄を賜わる二宮大饗,(2) 毎年1月摂関大臣家で催…
大コロンビア だいコロンビア Gran Colombia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1819~30年南アメリカ北部に成立した短命の共和国。 19世紀初頭のスペインからの独立戦争は,独立派の内部抗争などのため一進一退であったが,19年8…
大女神 だいじょしん Magna mater; great goddess
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 母としての女神をあがめる信仰は,有名なウィレンドルフのビーナスに代表される母性を強調した女神像(先史時代のビーナスと通称される)の存在によ…