認知科学 にんちかがく cognitive science
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 記憶や思考など人間の知的活動を解明,あるいはコンピュータ上にモデル化することを目指した学際的な研究分野。人間の知性に興味をもつ哲学,言語学…
機械(横光利一の小説) きかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 横光利一(よこみつりいち)の代表的短編小説。1930年(昭和5)9月『改造』に発表。31年4月白水社刊『機械』に初収録。ネームプレート製造所に働く「私…
フェードー Georges Feydeau 生没年:1862-1921
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの劇作家。作品はおびただしく,《くされ縁》(1894),《マキシム亭のご婦人》(1895),《アメリーを頼む》(1908),《奥方の亡き御母堂…
自然人類学 (しぜんじんるいがく) physical anthropology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 自然人類学の分野と研究対象文化人類学とともに人類学を構成する二大分野の一つである。形質人類学physical anthropologyと同義語であり,生…
うめず‐かずお〔うめヅかずを〕【楳図かずお】
- デジタル大辞泉
- [1936~ ]漫画家。和歌山の生まれ。本名、一雄。日本における恐怖漫画を確立。精巧なタッチと独特な世界観で人間の深層に潜む闇を描き出して絶大な…
K. ボイル Kay Boyle
- 20世紀西洋人名事典
- 1903 - 米国の作家。 アメリカの女流作家で、初期には心理主義的作風の作品が目立った。その後、極限状況に陥った人間の本能や葛藤を描いた作品へ…
うりざね‐じょうちゅう(‥デウチュウ)【瓜実条虫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ウリザネジョウチュウ科の一種で、いわゆるサナダムシ。犬や猫、まれに人間の子供の腸に寄生する。体長三五~五〇センチメートル。体の前…
しょうせつしんずい(セウセツ‥)【小説神髄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 文学理論書。九巻。坪内逍遙作。明治一八~一九年(一八八五‐八六)刊。小説の改良をめざし、その新指標を示した。勧善懲悪主義など小説の功利的な見…
さい【再】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 造語要素 〙 ( 名詞の上に付き、接頭語的に用いて ) ふたたび、もう一度の意を明示する語。「再縁組」「再調整」「再開発」など。[初出の実例]「…
さつ‐じん【殺人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を殺すこと。人ごろし。[初出の実例]「其犯二八虐一、故二殺人一、謀二殺人一已殺」(出典:続日本紀‐和銅元年(708)正月乙巳)「盗賊殺…
憲法十七条 けんぽうじゅうしちじょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 飛鳥時代,聖徳太子が制定した道徳的規範を中心とする法令604年発布。内容は「和を以って貴しとなす」から始まり,官吏の服務などの訓戒を示し,国家…
低木【ていぼく】
- 百科事典マイペディア
- 高木の対。ふつう人間の身長より低い小型の木本(もくほん)で,基部から数本の幹が束生するものをいう。従来は灌木(かんぼく)といった。大低木,小低…
財産【ざいさん】
- 百科事典マイペディア
- 種々の意味に用いられる。第1はいわば経済学的用法で,人間の経済的・社会的欲求を満足させる有形無形の手段を意味する。この意味における財産は財…
Ba・bel /béibəl, bǽb- | béib-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 《聖書》バベル(◇シナルの古都;人々がこの地に天まで届く塔(Tower of Babel)の建設を始めたため,神が怒ってそれまで同じだった人間の言語…
心霊主義 しんれいしゅぎ spiritualism
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間は肉体と霊魂とからなり、死により肉体が消滅しても霊は存在し続け現世の人と交渉をもつことができるという信仰。古代および原始社会での信仰に…
ドルバック Paul Henri Thiry, baron d'Holbach 生没年:1723-89
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツに生まれ,フランスに帰化した哲学者。ライデン大学で自然科学を学び,パリに戻ると,まだ無名の知識人ディドロ,グリム,ルソーたちと交友。…
心神喪失【しんしんそうしつ】
- 百科事典マイペディア
- 精神機能の障害によって,是非善悪の弁別が全くできない状態をさす概念。泥酔,麻酔等による一時的なものと精神病など継続的なものとがある。刑法で…
お【御】 …下((くだ))さる
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「下さる」は「くれる」の尊敬語。間に動詞連用形を入れて用いる )① 相手(動作主)の自分の側への行為に対する尊敬の意を表わす。[初出の実例]「…
rivendicare
- 伊和中辞典 2版
- [他][io rivéndico] 1 (不当に奪われた権利などの回復を)要求する, 強く求める ~ l'eredità|相続権[遺産]を要求する ~ un diritto di sciop…
アジア新外交 アジアしんがいこう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1991年に東南アジア歴訪の際,海部首相がシンガポールで行なった演説のなかで打出したアジア外交の新機軸。従来より明確な言葉で第2次世界大戦中の日…
証人威迫罪 しょうにんいはくざい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 自己または他人の刑事事件の捜査,公判の手続段階で,事件に関連して必要な知識を有する者またはその親族に対し,正当な理由もなく面会を強要したり…
エクステリア・デザイン エクステリアデザイン exterior design
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 家具や敷物,カーテンなど室内の住空間にかかわるインテリア・デザインに対し,外部住空間にかかわるデザインをエクステリア・デザインという。庭園…
自然哲学 (しぜんてつがく) philosophy of nature
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 インドの自然哲学自然的世界の原理的反省を課題とする哲学の一分野。〈自然哲学philosophia naturalis〉という言葉はセネカに始まるが,起源…
知識工学 ちしきこうがく knowledge engineering
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人工知能の応用に関する研究分野。人間のもつ経験的な知識を積極的に利用することにより,医療診断などの現実的な問題を解決する能力をもつ情報処理…
医療ネグレクト いりょうねぐれくと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 保護者が子供に対して必要な医療を受けさせないこと。子供に検査・治療など適切な医療行為を受けさせないと、生命や身体・精神に重大な障害が生じる…
王畿 おうき (1498―1583)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、明(みん)代の思想家。字(あざな)は汝中(じょちゅう)、竜渓(りゅうけい)と号す。浙江(せっこう)省山陰の人。20代で王陽明(ようめい)(守仁(しゅ…
性解放 せいかいほう sex liberation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 不当に抑圧されていた人間の性をより自由に解き放つことで,前近代的・非人間的な扱いや,現代的な疎外から人間を解放することも含む。性の抑圧は固…
職権濫用罪 (しょっけんらんようざい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 公務員が職権を濫用する罪をいう。広義では,(1)主として国民に対する犯罪としての職権濫用罪(刑法193~195条),(2)収賄罪(197~197条の5。賄…
商事会社 しょうじがいしゃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2005年(平成17)の会社法制定と商法改正の以前に法律上用いられていた概念で、商行為をすることを業とする目的で設立された会社のこと(旧商法52条1…
イブン・タイミーヤ Ibn Ṭaymīya 生没年:1263-1328
- 改訂新版 世界大百科事典
- イスラムのハンバル派の法学者,神学者。ハッラーンで生まれ,ダマスクスで没した。彼の一生は,その厳しい思想のために,ウラマーやスーフィーたち…
沈黙(映画) ちんもく Tystnaden
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スウェーデン映画。1963年作品。翌年日本公開。脚本、監督イングマール・ベルイマン。彼の作品歴中では、これに先だつ『鏡の中にある如(ごと)く』(1…
公示 (こうじ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一定のことがらを発表し,ひろく一般公衆がこれを知りうる状態におく行為をいう。通常,国または地方公共団体の機関等の公の機関が行う発表をいうが…
不安の哲学 ふあんのてつがく philosophy of anxiety 英語 Philosophie der Angst ドイツ語 philosophie d'angoisse フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間の理性に信頼を置いてきた近代哲学が挫折(ざせつ)したことによって生じた哲学の一つ。キルケゴール、シェストフ、ハイデッガーらの哲学がその代…
じ‐たん【自嘆・自歎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じだん」とも )① 自分で自分の行為をほめること。自賛。自負。自慢。[初出の実例]「此の大納言は、〈略〉和歌読む事を自も常に自歎(…
ひととなり【人となり】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔生まれつき〕one's nature, one's disposition;〔性格〕one's character;〔人柄〕one's personalityこの行為は彼女の人となりを物語っているSuch…
四端説 したんせつ Si-duan-shuo
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,戦国時代の思想家,孟子が唱えた人間の道徳性に関する説。人間は,生れながらに惻隠 (そくいん。あわれみ) ,羞悪 (しゅうお。はじらい) ,辞…
み‐はったつ【未発達】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① まだ完全に発育していないこと。[初出の実例]「人間の大脳の中に全然未発達の細胞層があるって事を始めて知ったわけだよ」(出典:竹沢先…
プロタゴラス Protagoras
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前490ごろ〜前420ごろ古代ギリシアの代表的なソフィストソフィストを自称した最初の人で,アテネをはじめギリシアの諸都市を巡回講義し,ペリクレス…
絶対的貧困 ぜったいてきひんこん absolute poverty
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人間として最低限の生活をも営むことができないような状態,すなわちベーシック・ヒューマン・ニーズ (=BHN) が達成されていない貧困状態をいう。貧…
闇の力 やみのちから Власть Тьмы/Vlast'T'mï
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシアの作家L・トルストイの戯曲。1886年発表、88年パリで初演。五幕からなり、作者の処女戯曲ではありながら、代表作に擬されている。実際のトゥー…
mankind
- 英和 用語・用例辞典
- (名)人類(the human race) 人 人間 男性(the male sex) 男子 男mankindの関連語句all mankind全人類common property of mankind人類共通の財産exterm…
宗教哲学 しゅうきょうてつがく philosophy of religion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 宗教一般の本質と,神の存在に対する人間の信仰に関する哲学的反省をいう。本来,神の本性や人間の宇宙における位置,人格の不死,絶対的義務などは…
医療人類学 いりょうじんるいがく medical anthropology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある社会・集団における伝統的な疾病観念や治療行為を調査研究する人類学の一分野。 1950年代からアメリカを中心に,いわゆる開発途上国の保健医療政…
賞賛・称賛 しょうさん
- 日中辞典 第3版
- 称赞chēngzàn,赞扬zànyáng,赞赏zànshǎng.~" memo="多表記賞賛の辞|…
発話【はつわ】
- 百科事典マイペディア
- 音声言語の表出行動および,その結果生じた音声をいう。繰り返し行われた発話の中から同一と思われる要素をとらえ,これを分析することによって,音…
否認権 ひにんけん Anfechtungsrecht
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 破産者の破産財団に属する財産に関して破産宣告前に行なわれた行為が破産債権者の利益を害する場合に,その行為を失効させ,逸出した財産を破産…
果報 かほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の術語。サンスクリット語のビパーカvipākaの訳語で、先に原因となる行為があり、それによって招かれた結果を報いとして得ることをいう。行為は…
バクラーノフ ばくらーのふ Григорий Яковлевич Бакланов/Grigoriy Yakovlevich Baklanov (1923―2009)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシアの作家。第二次世界大戦に従軍。ゴーリキー文学大学卒業後、作家活動に入る。『主力攻撃より南へ』(1958)、『一寸の土地』(1959)、『死者…
犀 さい Rhinocéros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの戯曲。3幕4場,E.イヨネスコ作。 1959年出版。同年,ジュッセルドルフでストルー演出により初演。フランスでは 60年,パリのオデオン座で …
実存主義演劇 じつぞんしゅぎえんげき théâtre existentialiste
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 実存主義哲学の理念に基づいた,あるいはその影響を受けた演劇。第2次世界大戦末期から戦後にかけて,フランスを中心として盛んになった。登場人物の…