「成分」の検索結果

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造岩鉱物【ぞうがんこうぶつ】

百科事典マイペディア
岩石を構成する主要な鉱物。現在4000種余りの鉱物が知られているが,造岩鉱物といわれるものは数十種類にすぎない。主成分となる造岩鉱物はケイ酸塩…

ほたる‐いし【蛍石】

デジタル大辞泉
弗化ふっかカルシウムを主成分とする鉱物。無色であるが、不純物を含み着色していることが多い。光沢のある結晶。等軸晶系。加熱により燐光りんこう…

もく‐ろう〔‐ラフ〕【木×蝋】

デジタル大辞泉
ハゼノキの果皮から圧搾によって得る油脂。主成分はパルミチン酸。漂白または脱色したものを晒蝋さらしろうといい、白色。日本の特産で、四国・九州…

メタン‐ハイドレート(methane hydrate)

デジタル大辞泉
ガスハイドレートの一種。大陸棚斜面の海底下数百メートルまでの地中やシベリア・アラスカの永久凍土中など低温・高圧の場所で、水分子とメタン分子…

ベルベリン berberine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
生薬である黄蘗 (おうばく) ,黄連の主成分。苦みを有し,胃の運動を促進し,唾液や胃液の分泌を亢進させる作用があるので,苦味健胃剤や整腸剤とし…

ナフテン酸 ナフテンさん naphthenic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
石油中に存在していて CnH2n-1COOH の一般式で表わされる石油酸の主成分で,飽和の炭素5員環または6員環をもつカルボン酸。アルカリ金属またはその他…

ホウ砂(データノート) ほうしゃでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ホウ砂英名borax化学式Na2[B4O5(OH)4]・8H2O少量成分ほとんど純粋に近いとされる結晶系単斜硬度2~2.5比重1.70色無、白光沢ガラス条痕白劈開一方向に…

混合物 コンゴウブツ mixture

化学辞典 第2版
2種類以上の異なる物質が物理的にまじり合ったもの.各成分が完全にまじり合って一つの相となった均一(均質)な混合物(溶液,固溶体など)と,2相以上…

ジェネリック(generic)

デジタル大辞泉
1 一般的であること。共通していること。2 (商標名ではなく)一般名。総称。3 新薬の特許期間の切れた後に、他社が製造する新薬と同一成分の薬。…

化学量論 かがくりょうろん stoichiometry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
語源はギリシア語の stoicheion (基本成分) と metrein (測定) との合成語で,当初は「化学元素を計算する術」として用いられ,質量保存則,定比例の…

述語【じゅつご】

百科事典マイペディア
主語について陳述する語をいう。英文法などではその主要語をなす動詞を述語動詞といい,人称・数において主語と呼応する。日本語の場合は述語を形式…

柴田承二 (しばた-しょうじ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1915- 昭和-平成時代の薬学者。大正4年10月23日生まれ。柴田桂太の次男。昭和25年東大教授,51年明治薬大教授。輸入黄変米(おうへんまい)の毒性色素…

はくしょく‐ふきゅうきん〔‐フキウキン〕【白色腐朽菌】

デジタル大辞泉
木材腐朽菌の一種。木材に含まれるリグニンを選択的に分解する能力をもつ。特殊な酵素により、リグニンを低分子化する。名称は木材の褐色成分である…

ヒノキチオール hinokitiol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C10H12O2 。4-イソプロピルトロポロンに相当する。融点 51~52℃,沸点 140~141℃ (10mmHg) 。一般に有機溶媒に易溶である。トロポロン類の特…

リボース ribose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C5H10O5 。リボ核酸の構成成分として,あらゆる生物細胞中に存在する単糖類アルドペントースの一種。D体とL体の2種の異性体があるが,天然に…

母乳 ぼにゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
分娩後,母体の乳腺から分泌される乳汁。乳児に理想的な栄養食品で,その成分は最も消化,吸収されやすく,代謝に有利な組成をもつ。したがって母乳…

斜プチロル沸石(データノート) しゃぷちろるふっせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
斜プチロル沸石英名clinoptilolite化学式(K,Na,Ca0.5)6Al6Si30O72・~20H2O少量成分Sr,Ba,Mg結晶系単斜硬度3.5~4比重2.1~2.2色無~白光沢ガラス条…

バストネス石(データノート) ばすとねすせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
バストネス石英名bastnäsite-(Ce)化学式Ce[F|CO3]少量成分Ca,H2O,他のCe族稀土結晶系六方硬度4~4.5比重5.12色灰黄,赤褐,白,灰白光沢ガラス~脂…

モナズ石(データノート) もなずせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
モナズ石英名monazite-(Ce)化学式Ce[PO4]少量成分Ca,Th,U,Pb,ΣY,Al,Fe,Si結晶系単斜硬度5~5.5比重5.26色褐,黄褐,赤褐,灰光沢樹脂,ガラス~亜…

モルデン沸石(データノート) もるでんふっせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
モルデン沸石英名mordenite化学式(Na2,Ca,K2)4Al8Si40O96・28H2O少量成分Mg,Fe結晶系斜方硬度4~5比重2.1~2.2色無,白,淡黄光沢ガラス~絹糸条痕白…

デソーテルス石(データノート) でそーてるすせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
デソーテルス石英名desautelsite化学式Mg6Mn3+2[(OH)16|CO3]・4H2O少量成分Ca, Al, Fe3+結晶系三方硬度~2比重2.10色鮮橙光沢微細粒のため土状条痕見…

ポリバス鉱(データノート) ぽりばすこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ポリバス鉱英名polybasite化学式[Ag9CuS4][(Ag,Cu)6(Sb,As)2S7]少量成分Fe,Zn,Pb,Au,Bi,Se,Te結晶系三方、単斜(擬三方)硬度2~3比重6.36色鉄黒光沢…

アネトール アネトール anethole

化学辞典 第2版
1-methoxy-4-(1-propenyl)benzene.C10H12O(148).精油成分の一つで,ういきょう油や,だいういきょう油などに含まれる.アニス様の香気をもち,甘味…

ダンマレンジオール ダンマレンジオール dammarenediol

化学辞典 第2版
dammar-24-ene-3,20-diol.C30H52O2(444.74).フタバガキ科Shorea属などに含まれるダンマル樹脂成分で,ダンマラン骨格をもつトリテルペンアルコール…

アイキン鉱(データノート) あいきんこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
アイキン鉱英名aikinite化学式CuPbBiS3少量成分Hg,Fe,Sb,Se,Te結晶系斜方(直方)硬度2~2.5比重7.26色暗鉛灰光沢金属条痕灰黒劈開一方向に不明瞭(…

オレイン酸 おれいんさん

日本大百科全書(ニッポニカ)
生体内に広くみいだされる不飽和脂肪酸の一種。水に不溶、アルコール、ベンゼンなどの有機溶媒に可溶。純粋なものは無色無臭の油状液体であるが、空…

ちっそ‐じゅんかん〔‐ジユンクワン〕【窒素循環】

デジタル大辞泉
自然界において窒素が巡っている現象。大気中の分子状の窒素が根粒菌・アゾトバクターなどにより硝酸・アンモニアとして固定され、これらが緑色植物…

スクワレン【squalene】

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
深海ザメの肝油中90%を占める油性成分。深海ザメの肝油のほか、オリーブ油、綿実油、アボカド油などにも存在する。肝機能を回復し、新陳代謝を活性…

臍動脈【さいどうみゃく】

百科事典マイペディア
臍帯の中を通ずる2本の動脈で,胎児の血液を胎盤に運んで母体の血液との成分交換に供する。胎児の腹大動脈の分かれた左右の内腸骨動脈から出るが,…

ホラ岩

岩石学辞典
混成作用を受けたメルタイグ岩カボナタイトに相当する.中粒の岩石で,緑色の輝石,方解石,ネフェリンを含み,副成分にメラナイトなどを伴う[Br&ou…

起爆薬【きばくやく】

百科事典マイペディア
きわめてわずかの刺激を受けただけで爆発する鋭敏な爆薬。爆薬を爆発させるための点爆薬や,火薬を燃焼させるための点火薬の成分として雷管や火管に…

放射化分析【ほうしゃかぶんせき】

百科事典マイペディア
放射性同位元素を利用した分析法の一つ。試料に中性子,γ線,荷電粒子などをあてて目的とする元素を人工放射性元素に変換し,その放射能の種類,強さ…

ビーバー石(データノート) びーばーせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ビーバー石英名beaverite化学式PbFe3+2Cu[(OH)3|SO4]2少量成分Al,Zn結晶系三方硬度~3比重4.31色鮮黄、黄褐、淡褐光沢土状のものしか知られていない…

灰礬ざくろ石(データノート) かいばんざくろいしでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
灰礬ざくろ石英名grossular化学式Ca3Al2(SiO4)3少量成分Fe2+,Mn,Fe3+,H結晶系等軸硬度6.5~7比重3.4~3.6色無,黄,緑,赤褐光沢ガラス条痕白,帯緑…

砒四面銅鉱(データノート) ひしめんどうこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
砒四面銅鉱英名tennantite化学式Cu10(Fe,Zn)2[S|(AsS3)4]少量成分Ag,Hg,Pb,Co,Ni,Cd,Sb,Se結晶系等軸硬度4.5比重4.4~4.8色鉄黒光沢金属条痕黒~暗…

燐灰ウラン石(データノート) りんかいうらんせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
燐灰ウラン石英名autunite化学式Ca[UO2|PO4]2・10~12H2O少量成分―結晶系正方硬度2~2.5比重3.14(10.5H2Oとして)色レモン黄~緑黄光沢ガラス条痕…

灰鉄柘榴石 かいてつざくろいし andradite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンドラダイトともいう。 Ca3(Fe3+)2(SiO4)3 。柘榴石固溶体の端成分。柘榴石の仲間では最も美しいものの一つである。これはダイヤモンドよりも大き…

グリセロリン酸 グリセロリンさん glycerophosphoric acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C3H9O6P 。グリセリンの水酸基1個とリン酸とがエステル様に結合してできたもので,リン酸基の位置によってα体とβ体とがある。グリセリン発酵…

トーマス・K. シャーウッド Thomas Kilgore Sherwood

20世紀西洋人名事典
1903.7.25 - 米国の化学技術者。 マサチューセッツ工科大学化学工学教授。 オハイオ州コロンバス生まれ。 MITで学位取得。1941年MIT化学工学教授、…

J. アーベル John Jacob Abel

20世紀西洋人名事典
1857.5.19 - 1938.5.26 米国の薬理学者。 クリーブランド生まれ。 1897年牛の副腎から有効成分を取り出し、これを「epinephrine」と名付ける。しか…

けんしょく‐ざい【顕色剤】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ナフトール染料で染色するとき、あらかじめ下漬け剤で処理した布や繊維を別の液に入れて発色させるが、その際用いられる薬剤。各種のジア…

サフロール safrol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
サッサフラス油の主成分。しょうのう赤油を急激に冷却すると結晶として得られる。芳香があり,融点 11℃,沸点 234.5℃。水に不溶,エチルアルコール,…

水性ガス【すいせいガス】

百科事典マイペディア
石炭やコークスを赤熱し,これに水蒸気を作用させて得られる,一酸化炭素と水素を主成分とするガス。 C+H2O→H2+CO一部は燃料ガスとして使うが,多…

チモール

百科事典マイペディア
フェノール類の一種で香気のある無色の結晶。融点51.5℃,沸点232.5℃。エチルアルコール,エーテルなどに易溶。防腐剤,殺菌剤として歯磨剤,セッケン…

トルドリロ岩

岩石学辞典
完優白質の流紋岩で,マフィック鉱物をほとんど欠く.主成分はアルカリ長石と石英で化学組成はアラスカイトに相当する岩石である[Spurr : 1900].…

丁銀 ちょうぎん

旺文社日本史事典 三訂版
江戸時代の銀貨形は一定せず,なまこ形で一枚43匁 (もんめ) (約160g )内外。少額の支払いは切って使用し,豆板銀とともに秤量貨幣。銀座で鋳造され…

クロム‐イエロー

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] chrome yellow ) クロム酸鉛を主成分とする黄色顔料。塗料、印刷インキ、クレヨンなどに用いる。黄鉛(おうえん)。[初出の実例]…

メロン

食の医学館
《栄養と働き&調理のポイント》  メロンの原産地は東アフリカとも中近東ともいわれます。栽培の歴史は古く、メロンの一種ハミウリは、シルクロード…

斜長石 しゃちょうせき plagioclase

日本大百科全書(ニッポニカ)
三斜晶系に属する、ナトリウムとカルシウムを主成分とする一連の長石類の総称。ナトリウムの多いものからカルシウムの多いものまで、化学組成によっ…

原油 ゲンユ crude oil

化学辞典 第2版
地下から産出した状態の未精製の石油.赤褐色ないし黒褐色の粘ちゅうな液体である.比重0.8~1.0.主成分は各種炭化水素の複雑な混合物であるが,と…

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