ウパス
- 百科事典マイペディア
- クワ科の常緑高木。東南アジアに広く分布し,高さ50mにもなる。幹の根元には板根が発達し,葉は互生して長卵形。雌雄同株。有毒植物として有名で,樹…
アビエチン酸 アビエチンさん abietic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ロジンの主成分をなすジテルペンカルボン酸で,その化学式は C20H30O2 である。融点 175℃の板状晶。粗製品は融点 85℃で,紙のサイズ剤として用いられ…
直接脱硫法 チョクセツダツリュウホウ direct desulfurization
- 化学辞典 第2版
- 重油の水素化脱硫法のうち,アスファルト分を含んだ重油を,直接触媒と水素の作用で脱硫し,低硫黄重油を製造する方法.間接脱硫法に比べて脱硫効果…
パトロナ鉱(データノート) ぱとろなこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- パトロナ鉱英名patronite化学式V(S2)2少量成分信頼できる化学分析値は公表されていない結晶系単斜硬度極低比重2.83色鉛灰であるが,空気中で暗色化光…
無効電流 むこうでんりゅう wattless current
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 起電力 の交流電源(→交流)に接続された回路を流れる電流は,インダクタンスあるいは電気容量がある回路では,電圧とは位相がずれて となる。この…
カルナウバろう carnauba wax
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ブラジル産のヤシ科の植物の1種 Copernicia ceriferaの若葉や葉柄を乾燥し,その表面に生じたろうをかき落して熱湯で処理し固めたもの。脂肪酸とアル…
こっ‐たん【骨炭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 活性炭の一つ。牛などの骨を、空気を断って、加熱分解してつくった炭。炭素、燐酸カルシウムなどが主成分。脱色性、吸着性が強く、製糖工…
しょにゅう【初乳】
- 妊娠・子育て用語辞典
- お産後、数日くらいの間に出る母乳をいいます。産後1~2週間ごろの母乳は「移行乳」、それからは「成熟乳」と呼ばれます。初乳は黄色くて粘りのあ…
うるち【粳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 粘り気の少ない澱粉(でんぷん)、アミロースを主成分とし、飯として常食にする米。うる。うるごめ。うるちまい。うるしね。⇔糯(もち)。《 …
さんせい‐はくど【酸性白土】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 粘土の一種。白色ないし淡灰色の微粉末。モンモリロナイト、可溶性珪酸などが主成分。石英粗面岩、凝灰岩を母岩とし、熱水、熱気、温泉な…
てんねん‐ガス【天然ガス】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ガスは[オランダ語・英語] gas ) 天然に地下から産出するガスの総称。狭義にはそのうちメタンを主成分とする可燃性ガスをさす。主に油…
リグニン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] lignin ) 木材、竹など木化した植物体の主成分の一つ。セルロースとともに二〇~三〇パーセント存在し、主に細胞と細胞をつなぎ…
試金 シキン assay
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】鉱石,材料などの金属成分を迅速に定量すること.【Ⅱ】主として金,銀を含む鉱石を高温で処理分析する方法のこと.原理は,金,銀を含む鉱石を…
地球
- 知恵蔵
- 太陽から3番目、人類が住む惑星。質量や大きさは金星や火星に近いが、表面の環境は大きく異なる。豊富な水、窒素、酸素を主成分とする透明な大気を持…
トルエン(toluene)
- デジタル大辞泉
- 芳香族炭化水素の一。ベンゼンの水素原子1個をメチル基で置換した化合物。無色、可燃性の液体で特異臭がある。コールタールの分留、石油の分解・改質…
えん‐さん【塩酸】
- デジタル大辞泉
- 塩化水素の水溶液。強い刺激臭があり、純粋のものは無色。ふつう濃度35パーセント以上を濃塩酸といい、湿った空気中で発煙する。金・銀・白金族以外…
メントール
- 百科事典マイペディア
- ハッカ油,ハッカ脳の主成分で分子式C1(/0)H2(/0)O。さわやかな香りと味のある昇華性の結晶。融点41.6℃,沸点216℃。水に難溶,有機溶媒,濃塩酸に易…
リナロール
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC1(/0)H17OH。モノテルペンアルコールの一つ。リナロオールとも。スズラン様の芳香をもつ無色の液体で,遊離またはエステルとして天然に広く…
変形
- 岩石学辞典
- 物体に外力を加えたとき現れる形状や体積の変化.歪(strain)と同義.一般には応力が弾性限界を超えると塑性変形が起こるが,岩石の変形は単に外力…
出差潮
- 海の事典
- 地球をめぐる月の軌道は、太陽の引力の影響を受けるため、完全な長円にはならず複雑な曲線を描く。この摂動部分に起因する月の起潮力成分から多くの…
カドミウムイエロー
- 百科事典マイペディア
- 硫化カドミウムCdSを主成分とする黄色顔料。カドミウム塩の水溶液に硫化水素または硫化ナトリウムを加えて沈殿させてつくる。絵具,ラッカー,プラス…
ゲラニオール
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC1(/0)H18O。テルペンアルコールの一つ。遊離状またはエステルとして各種精油の主成分をなす,バラの香りのある無色の液体。沸点229.7℃。工…
自然アンチモン(データノート) しぜんあんちもんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然アンチモン英名antimony化学式Sb少量成分As結晶系三方硬度3~3.5比重6.70色錫白光沢金属条痕灰劈開底面方向に完全。菱面体の面に平行な三方向に…
腐植泥 ふしょくでい dy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 腐植質を主成分とする湖底の堆積物。腐植を生成から分類すると,陸成腐植,半陸成腐植と水成腐植に大別できるが,腐植泥は半陸成に属し,標高の高い…
熱水鉱床 ねっすいこうしょう hydrothermal deposit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地下の火成活動がもたらす揮発性成分に富む高温の熱水溶液が,岩石の空隙内に沈殿した鉱床,あるいは母岩の一部を交代して生成した鉱床。金,銀,銅…
きゅうす【急須】
- 食器・調理器具がわかる辞典
- 煎茶や番茶などの日本茶をいれるのに用いる、取っ手と注ぎ口のあるふたつきのうつわ。茶葉を入れて湯を注ぎ、成分がほどよく湯に抽出されたら湯飲み…
すいせい‐ガス【水性瓦斯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ガスは[オランダ語・英語] gas ) 強熱したコークス・石炭などに水蒸気を作用させて得られる工業用ガス。水素と一酸化炭素が主成分。メ…
含浸 ガンシン impregnation
- 化学辞典 第2版
- 多孔質物質に液状物質をしみ込ませること.形態として,(1)液状物質を多孔質物質中でそのまま保持させる,(2)液状物質を多孔質物質内部にしみ込ませ…
二価フェノール ニカフェノール dihydric phenol
- 化学辞典 第2版
- ベンゼン核に直接結合したヒドロキシ基2個をもつ化合物の総称.単環化合物では,カテコール,レソルシノール,ヒドロキノンがある.これらの誘導体は…
一般用医薬品 いっぱんよういやくひん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- いわゆる「大衆薬」「市販薬」とよばれる医薬品。厚生労働省の資料によれば、「一般の人が、薬剤師等から提供された適切な情報に基づき、自らの判断…
血液像【けつえきぞう】
- 百科事典マイペディア
- 広義には血球成分の数,大きさ,形,染色性,種類,ヘモグロビン量などの総体を表す語。狭義には,末梢血液塗抹(とまつ)標本中の各種白血球の百分率…
システイン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はHSCH2CH(NH2)COOH。含硫アミノ酸の一種。多くのタンパク質の構成成分で,特にその−SH基どうしがジスルフィド結合(−S−S−)をつくり,タン…
没食子酸【ぼっしょくしさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC6H2(OH)3COOH。〈もっしょくしさん〉とも。没食子のタンニン成分を加水分解して得られる無色の結晶。水,エチルアルコールなどに可溶。水…
移動構造
- 岩石学辞典
- ある種の輝緑凝灰岩(シャルスタイン)で見られる流動構造に似た構造で,結晶質の針状や球状物質が大きな構成要素に沿って帯や縞状に配列する構造で…
アセナフテン あせなふてん acenaphthene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族炭化水素の一つで、コールタールを分留して得られる重油成分中に含まれる。ナフタレンとエチレンから合成することもできる。無色の結晶で、水…
白雲母(データノート) しろうんもでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 白雲母英名muscovite化学式KAl2(AlSi3)O10(OH,F)2少量成分Na,Ba,Rb,Mg,Fe,Mn,Cr,V結晶系単斜硬度2.5*~4**比重2.8~2.9色白,淡褐,淡緑光沢ガラス~…
次元 ジゲン dimension
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】空間を構成する独立なベクトル成分の数.一次元は直線,二次元は平面,三次元は立体である.【Ⅱ】物理量はそれぞれ基本単位の組合せでつくられ…
ジャスモン ジャスモン jasmone
- 化学辞典 第2版
- C11H16O(164.24).cis-ジャスモンはジャスミン油の主香成分で,ネロリ,ペパーミントなどの精油に広く存在する.沸点146 ℃(3.6 kPa).0.9437.1.4979…
N-アセチル-D-マンノサミン アセチルマンノサミン N-acetyl-D-mannosamine
- 化学辞典 第2版
- 2-acetamido-2-deoxy-D-mannose.C8H15NO6(221.21).略号ManNAc.細菌の細胞壁多糖の構成成分シアル酸の生合成前駆物質として重要で,相当する6-リン…
L.V. ピアソン Louis Valentine Pirsson
- 20世紀西洋人名事典
- 1860 - 1919 米国の岩石学者。 元・エール大学教授。 ニューヨーク市生まれ。 エール大卒後、同大で岩石学研究に従事し、1897年エール大物理地質学…
白神山うど[根菜・土物類] しらかみやまうど
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 東北地方、秋田県の地域ブランド。秋田県能代市(二ツ井町)白神山地産の山うど。生活習慣病や成人病の防止に効果のあるポリフェノール、強心剤などの…
アルカリ あるかり alkali
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水酸化物の形式の化合物で、水に溶解する物質の総称。きわめて古い時代、アラビア人は植物の灰(陸の植物では主成分が炭酸カリウム、海の植物では主…
糸球体【しきゅうたい】
- 百科事典マイペディア
- 腎臓の腎小体の主要部をなす細い動脈の球状のかたまり。腎小体の中に入った1本の動脈が幾つかに分岐して〈わな〉の形でもつれあい,再び1本の動脈…
センダスト(Sendust)
- デジタル大辞泉
- 鉄・珪素・アルミニウムからなる合金。ニッケルを主成分とするパーマロイと並ぶ高い透磁率をもち、代替として発明された。非常に硬く、磁心材料や磁…
みつだそう【密陀僧】
- 色名がわかる辞典
- 色名の一つ。古代から壁画などに用いられた顔料の黄色みがかった薄い茶色のこと。原料は一酸化鉛。顔料のほか絵の具などに用いられたが毒性のため今…
金鳥の渦巻
- デジタル大辞泉プラス
- 大日本除虫菊が販売する蚊取り線香のブランド名。1902年に販売を開始したロングセラー商品。除虫菊に含まれる殺虫成分を利用。1890年に発売した棒状…
タイタン(Titan)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ神話の巨人神族ティタンの英語名。土星の第6衛星。1655年にホイヘンスが発見。名はに由来。土星系で最大で、太陽系の全衛星でもガニメデに次…
デオドラント化粧品
- 知恵蔵
- 腋の下や足などの臭いを抑える化粧品。近年、市場が拡大しており、新商品の開発が盛ん。銀の殺菌力を応用した殺菌剤は、従来のものに比べ、多種の菌…
バーミリオン(vermilion)
- デジタル大辞泉
- 硫化水銀を主成分とする朱色の顔料。また、その色。[類語]赤・真っ赤・赤色せきしょく・紅色こうしょく・紅くれない・紅べに・真紅しんく・鮮紅せん…
絹雲母 きぬうんも sericite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 細かい鱗片状の白雲母 (またはパラゴナイト) の総称。化学組成はほぼ白雲母と等しいが,二酸化ケイ素,酸化マグネシウム,水に富み酸化カリウムが少…