デジタル大辞泉
「到頭」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とう‐と タウ‥【到頭】
※雑俳・塵手水(1822)「言ひ分なし・とふど幟を産んだ妾」
※
河内屋(1896)〈広津柳浪〉二「
昨夜も待ってましたけれども、結局
(トウト)お帰宅
(かへり)なさいませんで」
とう‐とう タウ‥【到頭】
〘副〙 (「とうどう」とも) 物事の最終的な
結果が現われるさまを表わす語。ついに。結局。とうと。〔書言字考節用集(1717)〕
※
浮雲(1887‐89)〈
二葉亭四迷〉三「怺へに、怺へて見たが、とうどう怺へ切れなくなッて」 〔李咸用‐悼范攄処士詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「到頭」の読み・字形・画数・意味
【到頭】とう(たう)とう
結局。唐・張碧〔農父〕詩 到頭、禾黍(くわしよ)は他人に屬す 知らず、何(いづ)れの處にか妻子を抛(す)てん字通「到」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報