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といし(砥石) といしgrindstone

翻訳|grindstone

世界大百科事典 第2版の解説

といし【といし(砥石) grindstone】

物を研ぎ磨く石。広義には研削といしとかホーニングといし,超仕上げといしなどをも含めた総称であるが,ここでは刃物の〈手研ぎ〉に用いるものについて述べる。旧石器時代には局部的な研磨を施した石器があり,といしの起源は旧石器時代まで遡るといえよう。その技術は磨製石器から骨器,玉器に及び,といしは金属器の出現とともに不可欠のものとなった。日本でも鉄器が普及する弥生後期以後,その出土例が増し,形態も不定形から直方体へと整っていく。

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世界大百科事典内のといし(砥石)の言及

【提砥】より

…携帯用の砥石。長方形の板状または方柱状をなし,一端に垂下用の孔を有する。中国河南省安陽県殷墟の墓や内モンゴル自治区赤峰の箱式石棺墓,朝鮮半島の慈江道中江郡土城里や慶尚南道金海郡金海邑府院洞などの,青銅器時代および初期鉄器時代の遺跡から出土しており,日本では奈良県五条市西河内町猫塚古墳など5世紀の古墳の副葬品に見いだされる。一方5世紀の朝鮮では,砥石本来の用途を離れて盛装時の装身具の一部としても使われた。…

※「といし(砥石)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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