ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌマエビ」の意味・わかりやすい解説
ヌマエビ
Paratya compressa
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十脚目ヌマエビ科の甲殻類。淡水エビで,釣りのまき餌として利用される。本州,四国,九州,沖縄に分布し,川や池沼にすむが,本州中部以南に多い。体長3cmで,透明感のある緑褐色ないし青緑色。額角(がつかく)は頭胸甲よりわずかに短く,上縁に14~34本(頭胸甲上に0~5本),下縁に0~8本のとげがある。第1,2胸脚にはさみをもつが,両指の先端に筆のような毛の束があり,また,腕節の上縁が深くくぼんでいる。デトリタス(有機沈殿物)を食べる。産卵は夏。本州中部より北の河川や湖沼には亜種のヌカエビP.c.improvisaが分布しているが,泥底で水草があり,有機質の豊富な場所を好む。千葉県の手賀沼や印旛沼などでは冬の間の農家の副業として漁が行われており,干しエビに加工されている。形態的にはヌマエビによく似るが,額角上縁のとげが7~20本,下縁が1~4本で,頭胸甲上にとげがない点が明らかに異なる。西日本の河川にはミナミヌマエビ(タエビ)Neocaridina denticulataが多い。また,沖縄からはオニヌマエビ,コツノヌマエビなど6属16種のヌマエビ類が知られている。
執筆者:武田 正倫
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節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目ヌマエビ科に属する小形のエビ。体長3センチメートル。北海道を除く日本全国に分布するが、本州中部以南に多い。池沼、湖、川の下流域にすみ、幼生は海で育つ。額角(がっかく)は上縁に14~34歯、下縁に0~8歯をもつが、上縁の後方0~5歯は頭胸甲上にある。第1、第2脚にはさみをもつが、先端に毛の束があり、また腕節の上縁が深くくぼんでいる。西日本の河川に多いいわゆるタエビはミナミヌマエビNeocaridina denticulataで、釣り餌(え)として高価である。
[武田正倫]
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