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もんじゅ もんじゅ

知恵蔵の解説

もんじゅ

もんじゅ廃炉」のページをご覧ください。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

もんじゅ

ウランとプルトニウムを燃料に、消費した以上のプルトニウムを生む高速増殖炉。開発ステップの4段階のうち、第2段階の発電技術を確立するための原型炉だ。1994年の初臨界から運転したのは計250日。95年のナトリウム漏れ事故以降はほとんど動いていない。維持管理に年間約200億円かかる。

(2016-12-22 朝日新聞 朝刊 1総合)

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デジタル大辞泉の解説

もんじゅ

福井県の敦賀半島北端部にある日本原子力研究開発機構高速増殖炉。高速の中性子によって燃料のプルトニウムを増殖し、ナトリウムで冷却する、国産の発電用高速増殖原型炉。発電プラントとしての信頼性の実証と、ナトリウム取扱技術の確立を目的として建設された。平成3年(1991)5月に完成し、平成6年(1994)4月に初臨界を達成、翌年8月から送電を開始した。電気出力は28万キロワット。2050年頃から商業ベースでの導入を目指す。名称は文殊菩薩に由来。正式名称は高速増殖原型炉もんじゅ。→ふげん原子力発電所[補説]
[補説]平成7年(1995)12月、ナトリウム漏えい事故が発生し、運転停止。平成22年(2010)5月に性能試験を再開したが、同年8月、炉内中継装置の落下事故により再度運転停止。平成25年(2013)5月、原子力規制委員会より運転準備中止命令が出された。

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百科事典マイペディアの解説

もんじゅ

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉。福井県敦賀市の敦賀半島北端にある。MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を用い,消費した量以上の燃料を生み出すことが可能とされ,高速の中性子によって燃料のプルトニウムを増殖しナトリウムで冷却する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

もんじゅ

日本原子力研究開発機構高速増殖炉原型炉。名称は釈迦仏の左脇侍の文殊菩薩にちなんだ。電気出力 28万kW。天然ウラン(→ウラン)に約 0.7%しか含まれないウラン235を燃料として消費する一般的な軽水炉に対し,高速増殖炉は発電中に,残りの約 99.3%のウラン238を,核分裂連鎖反応を引き起こすプルトニウム239(→プルトニウム)に順次,転換する。使用済み燃料を再処理して新たな燃料を創出できるため,増殖炉と呼ばれる核分裂で生じる中性子を高速のまま利用するため,減速効果のある水の代わりに高温によって溶けた液体ナトリウムを冷却材として使う。「もんじゅ」は,日本原子力研究開発機構の前身,動力炉・核燃料開発事業団によって福井県敦賀市で 1985年に着工され,1991年に機器据え付け完了。1994年に初臨界(→臨界)を迎えたが,1995年,性能試験のための運転中に二次冷却系配管でナトリウム漏洩事故が発生(→原子力発電所事故)。事故当初,ナトリウムが建物内に飛散する様子を撮影していたにもかかわらず公表せず,地元住民らの信頼を大きくそこねた。2010年に性能試験を再開したが,約 2ヵ月間の基本試験を終えたのち,炉内中継装置と呼ばれる燃料棒交換用の装置を原子炉容器内に落下させる事故を起こし再び停止した。2012年には保安規定に基づく機器の点検漏れが約 1万個あったことなどが発覚し,2013年,原子力規制委員会の出した改善命令により,すべての機械の安全管理体制の見直しを行なうまで運転再開準備作業に着手できなくなった。

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世界大百科事典内のもんじゅの言及

【原子力】より

… 日本は,98年12月末現在,52基,4500万kWの原子力発電設備が運転されており,世界で3番目の原子力発電国となっている。また,このほかに6基,約600万kW(高速増殖炉〈もんじゅ〉28万kWを含む)が建設中あるいは建設準備中である。1996年の原子力発電電力量は約3000億kWhで,日本の総発電電力量の約3割を占めている。…

【動力炉・核燃料開発事業団】より

…動燃と略称。新型炉開発では,ウランの有効利用を図れる新型転換炉と高速増殖炉の自主開発を進めており,前者では電気出力16.5万kWの原型炉〈ふげん〉を運転中で,後者については実験炉〈常陽〉を経て電気出力28万kWの原型炉〈もんじゅ〉を建設した。また,大型研究施設を茨城県大洗町に有す。…

※「もんじゅ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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