コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アウレリアヌス アウレリアヌス Aurelianus, Lucius Domitius

5件 の用語解説(アウレリアヌスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アウレリアヌス
アウレリアヌス
Aurelianus, Lucius Domitius

[生]215頃
[没]275. アナトリア,カエノフルリウム
ローマ皇帝 (在位 270~275) 。ダキアの庶民出身。職業軍人として身を立て,268年ガリエヌス帝を倒した軍隊蜂起で中心的役割を演じ,クラウディウス2世を帝位につけた。クラウディウスによって騎兵の総指揮をゆだねられ,ゴート人と戦って偉功を立て,クラウディウスの死後,その兄弟クインチルスの3ヵ月支配に取って代り即位。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

アウレリアヌス

ローマ皇帝(在位270年―275年)。ゴート族,バンダル族の侵入を撃退して帝国を再建,パルミュラをも滅ぼしたが,ペルシア遠征中暗殺された。ローマ市の城壁を修築したことでも知られる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

アウレリアヌス【Lucius Domitius Aurelianus】

215ころ‐275
ローマ皇帝。在位270‐275年。詳しい素性は不明であるが,268年のガリエヌス帝の暗殺には重要な役割を果たしたと言われている。同じ頃,騎兵隊長として頭角を現し,クラウディウス2世の治世にはゴート族の侵入に対する戦いで功績をあげ皇帝の厚い信望を受けた。270年以後皇帝に推挙され,バンダル族やユトゥンギ族の攻勢を退けたが,その際,ローマ市の城壁を再建したことは名高い。さらに,女王ゼノビアの率いるパルミュラを破壊したことは彼の声望を高めた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

アウレリアヌス【Lucius Domitius Aurelianus】

212?~275) ローマ皇帝(在位270~275)。騎兵隊長から皇帝に即位。ガリアなどの反乱を鎮圧。帝権の絶対化を図り、帝国を中興。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アウレリアヌス
あうれりあぬす
Lucius Domitius Aurelianus
(214ころ―275)

ローマ皇帝(在位270~275)。ダキア・リーペンシスの下層民の出。軍隊で昇進して騎兵長官となり、ついで軍隊に推戴(すいたい)されて即位。危機に瀕(ひん)したローマ帝国の再建に努め、「世界の再建者」Restitutor orbisと称された。侵入する蛮族と戦い、ローマ市の周囲19キロメートルに城壁を築いた。女王ゼノビアの統治するパルミラを倒し、西方ではガリアの分離帝国を復帰させた。太陽神崇拝を国家の祭儀とした。ペルシア遠征の途上、反乱軍により殺された。[市川雅俊]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のアウレリアヌスの言及

【ローマ】より

…彼にイリュリクム出身の皇帝が続き帝国再建の努力を続ける。ゴート族を退けたクラウディウス2世(在位268‐270)に続いて,アウレリアヌス(在位270‐275)はダキアを放棄したがパルミュラを破壊して女王ゼノビアを捕虜とし(273),ガリアを回復し,ローマに〈アウレリアヌスの城壁〉を築いて首都の守りを固めた。彼はシリアの太陽神の加護によってパルミュラ戦に勝利したと信じて,エラガバルスのあとローマ市から戻されていた太陽神の神体を再びローマに運び国家神とした。…

※「アウレリアヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アウレリアヌスの関連キーワードジギスムントテオドシウスネルワフランツ[2世]Leopold II(神聖ローマ皇帝)Leopold I(神聖ローマ皇帝)フェデリコ[2世](神聖ローマ皇帝)レオポルト[1世](神聖ローマ皇帝)レオポルド[2世](神聖ローマ皇帝)ローマ皇帝

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone