翻訳|wool
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…羊毛その他の獣毛を原料とする織物。動物の体毛のうち空洞のないものをヘアhair,空洞のある柔らかいものをウールwoolと呼び,羊毛を主体とするウールを糸として織ったものをいう。毛糸には梳毛糸(そもうし)(長さが平均して5cm以上の良質羊毛から短い繊維を取り除き,平行にそろえてひきのばし,撚りをかけて表面をなめらかにしたもの)と紡毛糸(ぼうもうし)(短い羊毛や梳毛の工程ですき落とされたノイルと称する短いくず毛などを混ぜ合わせたもの)があり,それぞれ織られたものを梳毛織物(ウーステッドworsted),紡毛織物(ウールンwoolen)と呼ぶ。…
…古くはベーダにもこの語がみられるが,チョーラ朝下の寺院への寄進刻文に多くみられる村落内の自治組織として広く知られている。ウールūrとよばれるものがベッラーラVellālaを主体とする農民カーストによって構成される一般村落の共同組織であるのに対して,サバーはバラモンが土地を施与されて住むブラフマデーヤ村落にみられ,集会の成員もバラモンに限られる。またその機能は徴税をはじめ,灌漑,耕地,刑罰,戸籍,寄進に関する記録の保持,その他村落行政全般の問題にかかわった。…
…羊毛はメンヨウから切り取った毛で,ウールともいい,人間が利用する動物の毛の大部分を占める。動物の毛としてはヘア(獣毛)と呼ばれるラクダ毛,カシミア毛,モヘア(アンゴラヤギ毛),アンゴラウサギ毛,アルパカ毛も繊維として使われる。…
※「ウール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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