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パック pack

翻訳|pack

デジタル大辞泉の解説

パック(pack)

[名](スル)
包装すること。また、その紙包みや小形紙箱。「真空パック
いくつかのものをひとまとめにすること。また、一つにまとめたもの。「パック旅行」「パックツアー」「パック料金」
美顔法の一。顔にパック剤を塗って一時的に皮膜を作り、肌の新陳代謝を促し、張りと潤いを与えるもの。マスク美容。

パック(puck)

アイスホッケーで使用する硬化ゴム製の平円盤のたま。厚さ2.54センチ、直径7.62センチ、重さ156170グラム。

パック(Puck)

いたずら好きな妖精。シェークスピア喜劇真夏の夜の夢」に登場する。
天王星の第15衛星。1985年にボイジャー2号の接近によって発見された。名はに由来。非球形で平均直径は約160キロ。平均表面温度はセ氏マイナス209度以下。

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百科事典マイペディアの解説

パック

英国の民間伝承に登場する妖精。シェークスピアの《夏の夜の夢》では,オベロンの宮廷の従者で,夜間人家に現れていたずらし,ときには人助けもする陽気な存在。ロビン・グッドフェロー,ゴブリンなどの同類。
→関連項目妖精

パック

皮膚美容法の一種。湿布の意で,小麦粉やカオリン白陶土)などに各種の薬剤や栄養剤を混入し,練り合わせて皮膚に塗り,栄養,漂白,清浄などの効果をあげる。皮膚の性質や目的に応じて卵白,卵黄,蜂蜜(はちみつ),果汁,オキシドールなどのパックがあり,各種パック剤も市販されている。

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デジタル大辞泉プラスの解説

パック

戸田正寿とひこねのりおが作成したキャラクター。「パピプペンギンズ」のひとり。1983年「サントリーCANビール」のコマーシャルに登場。ペンギンの男の子。

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世界大百科事典 第2版の解説

パック【Puck】

イギリスの妖精。各地の民間伝承を基に,シェークスピアが作り上げた妖精王オベロンの宮廷の従者で,地球に40分で帯をかけられる超能力を備えた陽気ないたずら者。アイルランドではpúca,phooka,ウェールズではpwcca,ウースターシャーではpoakeと呼ばれ,スウェーデンのpoika(少年),アイスランドのpuki(邪霊)は同種と見られている。山や廃虚に住む獣の精poc(牡ヤギ)から派生したとも,porcupine(ヤマアラシ)から出たとも言われる。

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大辞林 第三版の解説

パック【pack】

( 名 ) スル
品物を包むこと。詰めること。また、包んだもの。詰めたもの。
複数の物事をひとまとめにすること。また、まとめられたもの。 「 -料金」
美容法の一。皮膚を人工の被膜でおおって外気を遮断すること。毛穴の汚れをとり、血行を良くし、肌を引き締めるなどの効果がある。 「顔を-する」
コンピューターで、八ビットで構成される一バイトに、数字二桁を記録するなど、一つの記憶単位に二つ以上の情報単位を詰め込むこと。

パック【puck】

アイス-ホッケーで使用する、ホッケーの球に相当する小円盤。厚さ2.54センチメートル、直径7.62センチメートルの硬化ゴム製。

パック【Puck】

イギリスの中世伝説に出てくるいたずら好きの小妖精。シェークスピアの「真夏の夜の夢」で知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パック
ぱっく
pack

パックは「包む」という意味。文字どおり、洗顔後にパック剤を顔面に塗り、人工的な皮膜で「包む」美顔術の一種。パック剤を塗ることで、表皮は外気から遮断される。体温があがり、発汗作用が促されるので皮脂腺(せん)は開き、新陳代謝が旺盛(おうせい)になる。このため、皮膚の老廃物は排泄(はいせつ)され、同時にパック剤の乾燥する力が皮膚に一種のマッサージ効果をもたらす。また、皮膚表面から蒸発してパック剤との間にたまった水分によって、表皮の角質層はより柔軟になる。[横田富佐子]

パックの基剤

〔1〕オイル・パック オイル・パック剤は、オリーブ油、椿油(つばきあぶら)などの天然油脂を湯煎(ゆせん)して脱脂綿にしみ込ませ、そのまま顔にのせる。〔2〕ビニル・パック 水溶性の粘液質を基剤としたもので、顔に塗布して乾燥すると完全に膜をつくるので、それをはがす。〔3〕粉パック 小麦粉を基剤とし、卵、牛乳、蜂蜜(はちみつ)などを混ぜて練り合わせ、塗布する。
 いずれもパック後、乾燥したらそれを除き、化粧水などで表皮を引き締める。顔全体(目の周辺は避ける)に塗り、はがすときには無理に拭(ふ)き取って肌に必要以上の刺激を与えないことがたいせつである。
 その歴史は古く、古代ローマでも行われていて、米の粉やソラマメの粉を煮込んだ粥(かゆ)とか、パンをロバの乳に浸したものなどを、就寝前に顔に塗ったといわれる。日本でも江戸時代に、水分を多く含んだウリ類を切って顔にのせたりして肌を整える方法があったが、これも一種のパックとみることができる。[横田富佐子]

簡単なパック術

小麦粉に水を加え、やや固めに練り、目的に即して、卵や果実、蜂蜜などを混ぜる。このパック剤の3分の2を顔面にむらなく塗り、ガーゼ(目と鼻の部分をくりぬいた顔の大きさのもの)を湿らせてのせ、残りをその上から塗る。20~30分ぐらい自然乾燥させ(赤外線を照射すると、より効果的)、ガーゼをあごのほうから巻き取る。化粧水で肌を引き締める。
 卵、牛乳、蜂蜜などは皮膚の新陳代謝を高める。卵は、白身の膠着(こうちゃく)作用を利用して皮膚を清浄にする方法と、黄身に含まれているコレステロール、ビタミンなどの栄養を与える方法、さらに相乗効果を得るために双方を混ぜて用いる方法がある。牛乳は脂肪、タンパク質、ビタミンなどの皮膚への吸収、蜂蜜もタンパク質、酵素、ビタミンC、糖分などによる収斂(しゅうれん)、漂白作用に効果がある。[横田富佐子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のパックの言及

【道化】より

…滑稽な踊りを舞って天の岩屋戸を開けさせたときの天鈿女(あめのうずめ)命も,道化的であったといえる。シェークスピアの《夏の夜の夢》で,人間たちの理性を混乱させつつ,自分でも失敗を犯すパックは,妖精としての道化である。民話でも,彦市のようにとんちがあるだけでなく,ティル・オイレンシュピーゲル,P.ラディンの報告したアメリカ・インディアンのトリックスター,中世民話でソロモン王をやりこめる醜怪な無頼漢マルコフのように,とんちと愚鈍さをあわせもち,良識を逆なでする猥雑さや異形性を発揮しなければ,道化とはいえない。…

【耳】より

…ヤハウェがつくった最後の悪魔ビヒモスは象のような耳と顔貌をもつ醜形で,自身もあきれるほどだった。メフィストフェレスの耳はロバのようであり,シェークスピア《夏の夜の夢》のパックたちはとがった長い耳をもつ。日本でも般若の耳は耳介結節よりも上部の耳輪の一部がとがっている。…

※「パック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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