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ファラデーの法則 ファラデーノホウソク

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デジタル大辞泉の解説

ファラデー‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【ファラデーの法則】

ファラデーが発見した法則。
電磁誘導によって回路に生じる起電力は、その回路を通る磁束の時間的な変化の割合に比例するという法則。電磁誘導の法則
電気分解で極に析出する物質の量は、流れた電気量に比例し、物質1グラム当量を析出させるのに必要な電気量は常に一定であるという法則。この1グラム当量を析出する電気量を、ファラデー定数という。電気分解の法則

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百科事典マイペディアの解説

ファラデーの法則【ファラデーのほうそく】

(1)電磁誘導に関する法則。(2)電解質溶液電気分解に関する法則。1833年ファラデーが発見。(a)析出する物質の量は流れた電気量に比例し,(b)グラム当量(化学当量)の物質を析出するのに要する電気量は,物質の種類によらず一定(9万6485クーロン)である。
→関連項目電気分解電量計

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栄養・生化学辞典の解説

ファラデーの法則

 電気分解で,電極に析出する物質の量は流れる電流の量に比例するという法則.

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世界大百科事典 第2版の解説

ファラデーのほうそく【ファラデーの法則 Faraday’s law of electrolysis】

電気分解の際に電極系に流れた電気量(電流×時間)と,電気分解によって生じた化学変化の量との間の定量的な関係を表す法則で,M.ファラデーが提出した(1833)。それによると,(1)同一の物質については,電気分解によって析出する物質の質量は流れた電気量に比例し,(2)同じ電気量で析出する種々の物質の質量は,それぞれの物質の化学当量に比例する。したがって,すべての物質の1グラム当量を電気分解で析出させるのに必要な電気量は相等しい

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大辞林 第三版の解説

ファラデーのほうそく【ファラデーの法則】

〘物〙 閉回路を貫く磁束が変化すると回路に起電力が生じ、その誘導起電力の大きさは磁束の変化する速さに比例するという法則。電磁誘導の法則。
〘化〙 電気分解において析出する物質の量は通じた電気量に比例し、同じ電気量によって析出する物質の量は物質の化学当量に比例するという法則。一グラム当量の物質を析出させるのに要する電気量は、ファラデー定数(九六四八五クーロン)と呼ばれる。電気分解の法則。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ファラデーの法則
ふぁらでーのほうそく
Faraday's law

イギリスの化学者であり物理学者でもあるファラデーが残した足跡は大きい。とくに電磁気学への貢献は大きく、彼が発見した基本法則にファラデーの名が冠せられている。[山口重雄]

電気分解に関するファラデーの法則

電気分解で電極に析出する元素または原子団の量は、電流と時間の積(電気量)に比例すること、および元素または原子団の1グラム当量を析出するのに必要な電気量は、原子、原子団の種類によらず一定であるという法則(1833年発見)。ファラデーの電気分解の法則ともいう。この結果、電気量に客観的な基準が与えられるようになった。一価のイオンを1モル電気分解するのに必要な電気量はファラデー定数とよばれている。[山口重雄]

電磁誘導に関するファラデーの法則

コイルを通る磁束数が変化するとコイルに誘導起電力が発生するという法則(1831年発見)。ファラデーの誘導法則ともいう。電流から磁気が発生する以上、磁気から電流が発生するはずであるというのがファラデーの着想であった。定常的な電流から定常的な磁界(磁場)が生ずるので、定常的な磁界を用いて実験の失敗を重ね、磁束の変化が電流の発生に結び付くことをみいだすのに7年間を要した。[山口重雄]

ファラデー効果

磁界の中に透明媒質を置き、磁界に平行に光を通すと、光の偏光面が回転するという、光に対する磁界の効果をいう(1845年発見)。[山口重雄]

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