コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マイヨール マイヨール Maillol, Aristide

8件 の用語解説(マイヨールの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マイヨール
マイヨール
Maillol, Aristide

[生]1861.12.8. バニュルスシュルメール
[没]1944.9.27. バニュルスシュルメール近郊
フランスの彫刻家。初め画家を志し,1882年パリに出てエコール・デ・ボザールを受験したが落第,1886年まで聴講生として絵を学んだ。タペストリーに興味をもち,1893年故郷に小さい織物工場を開いたが,視力を害して断念し彫刻に専念。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

マイヨール(Aristide Maillol)

[1861~1944]フランスの彫刻家。裸婦像の傑作を多く制作。作「地中海」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

マイヨール

フランスの彫刻家。地中海に面するバニュルス・シュル・メール生れ。初め画家を志し,アンデパンダン展に第1回から出品。1894年ゴーギャンを知り,ナビ派と交わる。このころからタピスリーを試み,陶器,彫刻も始める。
→関連項目コルベ彫刻の森美術館メシュトロビチレーンブルック

マイヨール

素潜(すもぐ)りのスペシャリストとして知られるフランスの海洋生物学者。水深100mを突破した最初の人。彼の創意・工夫による特別なトレーニングによって自らの身体を素潜り用に加工し,成功。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

マイヨール【Aristide Maillol】

1861‐1944
フランスの彫刻家,画家。スペインとの国境に近い地中海の漁港バニュル・シュル・メールBanyuls‐sur‐Merに生まれる。奨学金を得てパリに出,エコール・デ・ボザール(国立美術学校)でジェロームとカバネルに師事するが,むしろ印象主義,あるいは1894年に友人を介して知りあったゴーギャンたちの影響を受け,ナビ派風の装飾的構図で油彩,タピスリー下絵を描く。しかし,1893年彼自身が故郷に創設したタピスリー工場での作業で視力を弱くし,98年ころより独学で彫刻を始める。

マイヨール【Jacques Mayol】

1927‐2001
素潜りで水深100mを突破した最初の人。海洋生物学者。上海に生まれ,幼少時に日本でも暮らしたことがあり,東洋の文化や精神世界に造詣が深い。自らヨーガや座禅にも取り組む。このような瞑想的身体技法の修練をとおして身体の新たな可能性が開けることを自らの実践によって証明した。それが〈イルカとの交信〉であり,〈素潜り〉であった。 イルカとの最初の出会いは九州・唐津の海で,10歳のときであった。以後イルカに強い関心を持つようになり,海洋生物学者をめざす。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

マイヨール【Aristide Maillol】

1861~1944) フランスの彫刻家。ギリシャ古典彫刻と近代フランスの感覚を融合させた作風で、裸婦の彫刻に豊かな表現を示した。代表作「地中海」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マイヨール
まいよーる
Aristide Maillol
(1861―1944)

フランスの彫刻家。スペイン国境に近い南フランスの地中海沿岸バニュルス・シュル・メールに生まれる。初め画家を志して1881年にパリに出るが、エコール・デ・ボザールの入学試験に失敗を重ね、85年ようやく入学を許され、ジェロームとカバネルの教室に入る。やがて平面性を強調するゴーギャンの作品から影響を受けるに至り、ゴーギャン芸術を信奉する若い画家のグループ、ナビ派と親交を結んでその一員となる。ナビ派の装飾的構図にひかれてタペストリーにも興味をもち、その制作に自らの進むべき道をみいだそうとした。しかし細かい仕事がたたって目を病み、1900年には断念せざるをえなくなった。彼は不惑を迎えようとして迷い、模索を続けたが、結局1895年ころから手がけていた彫刻に転じた。1902年、画商ボラールのもとで最初の個展が開かれ、このときロダンブロンズの小像『レダ』を激賞した。以来、彫刻を天職と自覚したマイヨールは大作に挑み、05年のサロン・ドートンヌに『地中海』を出品、その豊かで気品に満ちた重量感、調和にあふれた静かな構成は、ジッドやミルボーらの賞賛するところとなり、現代彫刻の革新者としての名声を確立した。
 マイヨールの彫刻は、ロダンの作品にみられるニュアンスに富んだ肉づけと劇的な構成とは対照的に、単純明快で滑らかな面によって構築され、豊かなボリュームを生み出している。その古典的な静謐(せいひつ)さは地中海文化の人間性に源を発し、普遍性、永遠性にも通じるものを感じさせるが、そこにはまごうかたなき現代性が刻印されている。彼は生涯を通じてあらゆる注文に女性の姿をもってこたえた。彼においてはあらゆるものが、あらゆる観念が女性の肉体として現れる。交通事故にあい、バニュルスの自宅で没した。[大森達次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のマイヨールの言及

【潜水】より

…しかしその時間と水深はきわめて限られたものである。素潜りの世界記録としてはフランスのマイヨールJacques Mayolが1976年にエルバ島沖で3分40秒間潜水し,水深100mに達したことがあるが,これはあくまで異例である。長時間水中にとどまるために開発された最初の道具は潜水鐘(ダイビングベル)である。…

※「マイヨール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

マイヨールの関連キーワードアンドラザッキンフランドル戦争フィゲラスピレネー組曲「スペイン」スケッチ・オブ・スペインスペイン交響曲スペインの時フーニ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

マイヨールの関連情報