精選版 日本国語大辞典 「凍」の意味・読み・例文・類語
こご・う こごふ【凍】
こご・える【凍】
※延慶本平家(1309‐10)一末「飢てや死給はむずらん、ここへてや失給はむずらん」
※虎寛本狂言・船渡聟(室町末‐近世初)「殊之外寒うて、手が凍(ココ)へて櫓が押されぬ」
し・む【凍】
[1] 〘自マ四〙 こおる。寒さのために、かたくこおりつく。《季・冬》
[2] 〘自マ上二〙 ⇒しみる(凍)
し・みる【凍】
〘自マ上一〙 し・む 〘自マ上二〙 こおる。また、こおるように冷たく感じる。《季・冬》
こ・ゆ【凍】
〘自ヤ上二〙 こごえる。
※書紀(720)仁徳七年四月(前田本訓)「是を以て古の聖の王(きみ)は一りの人、飢ゑ寒(コユル)ときには顧みて身を責む」
こご・ゆ【凍】
〘自ヤ下二〙 ⇒こごえる(凍)
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