北方[町](読み)きたかた

百科事典マイペディア 「北方[町]」の意味・わかりやすい解説

北方[町]【きたかた】

宮崎県北部,東臼杵(ひがしうすき)郡の旧町。延岡市の西に接する。町の南部五ヶ瀬川がほぼ東西に流れ,川沿いに国道218号線が通じる。町域の大部分を山林原野が占め,米,カキ,シイタケ,茶,タバコを産し,肉用牛の飼育などが行われる。2006年2月東臼杵郡北浦町と延岡市へ編入。200.70km2。5093人(2003)。

北方[町]【きたがた】

佐賀県中部,杵島(きしま)郡の旧町。佐世保線長崎自動車道が通じる。主集落は杵島炭田の炭鉱町であったが,1972年すべての炭鉱が閉山し衰微。工場誘致,ミカン栽培,畜産などを営む。2006年3月杵島郡山内町と武雄市へ編入。27.25km2。8820人(2003)。

北方[町]【きたがた】

岐阜県本巣(もとす)郡,岐阜市西隣の町。濃尾平野北部にあり,名鉄揖斐(いび)線が通じ岐阜市への通勤者が多い。中心北方近世陣屋町市場町。池鏡山円鏡寺がある。5.18km2。1万8395人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android