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形無し カタナシ

デジタル大辞泉の解説

かた‐なし【形無し】

[名・形動]
本来の形を損なうこと。跡形のないこと。また、そのさま。
「(袴(はかま)ノ)ひだの―になりたるを」〈逍遥当世書生気質
面目を失うこと。さんざんなありさまとなること。また、そのさま。台無し。「アマチュアに負けて、プロも形無しだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かたなし【形無し】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
本来の価値が損なわれ、何の役目もしなくなる・こと(さま)。台無し。 「今までの努力が-だ」
体面が損なわれ、みじめな状態になる・こと(さま)。面目まるつぶれ。 「ああ見事にふられては二枚目も-だ」
元の姿・形が損なわれてしまうこと。 「ひだの-になりたるを/書生気質 逍遥」 → 形無し(形ク)

かたなし【形無し】

( 形ク )
容貌がみにくい。 「形姿かお-・し/日本書紀 景行訓
形跡が残っていない。 「大垣はさねばかりこそ残りけれ-・しとても家はあらじな/続詞花集」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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